先日、世界で活躍中のインテリアデザイナー森田恭道さんの
聴講する機会がありました。
世界中のブランドショップやホテル、レストランを手掛けていて
表参道ヒルズ内のものすごい豪華な木馬にデニムを履いた
マネキンのショップ(HEDDIE LOVU)も彼の作品の一つです。
聴講していて一番興味を持ったのが「お客様の立場からの・・・」
「お客様の目線で・・・」というホスピタリティあふれる設計意図が
とても多いことでした。
これだけ有名なデザイナーなのだから、アクの強いわがままな
仕事ぶりなのだろうと思っていたのですがイメージとは正反対の方で・・
ちなみにHEDDIE LOVUは高級デニムの店であり、お客様が
身につけた時の素材の表情が分かるように、あえてきれいに
畳んで展示するのではなく、馬に乗っているマネキンにまとわせて
デニムを表現する展示手法をとっているとか。
レストランも自分が友達に紹介したくなるような心地よさがある
空間設計だったりと、ベクトルがすべてお客様へ向いているのが
伝わってきました。
彼の手がけたショップがどこも繁盛するのも理解できますね
こんな空間に身をおいて設計者の意図を感じることも
とても勉強になります。明日の休日を使って関西方面にある
彼の設計したバーに行ってみようかと思っています。
記憶がなくなるほど呑まないようにして、またブログで
ご報告します。 では