今読んでいる本。とても納得!と思うことの多い本だった。
作者はディビッド・モントゴメリー&アン・ビクレーの夫妻。
ディビッドはワシントン大学教授。地形の発達及び地形学的プロセスが生態系と人間社会に与える影響を研究。
アンは生物学者で環境プランナー。
似通っている人体での微生物の働きと土壌での微生物層の働き。微生物層が活性化する農業とガーデニング。
今世界の現実は農地と人間の体内に住む微生物への、医学農学による無差別攻撃が行われているのではないか、と問いかける。
私は「土壌中の有機物は植物そのものではなく土壌生物の栄養となり、こうした生物が栄養の取り込みを助けて、病虫害を予防していたのだ」ということが読んでいて心から納得できたし、日々していることと何の矛盾もなかった。
久しぶりに一気に読み上げることができた本。
本を読みながら循環型農業のために畑に埋め込んだこの落葉と白い菌糸を思い出した。
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