今、ブルーベリーの収穫で忙しい。早朝に採るのがいいんだろうけど、目の覚めるのが6時ではもうすでに陽が差している。何とか8時過ぎごろまでに収穫を終わらせ、天気が良ければ水まきをする。ブルーベリーをしっかり食べたいと思ったら、なかなか大変だ。収穫しては冷凍して、冷凍したものをジャムに加工して保存する。収穫も大変だけど、この加工もなかなかだ。まあ、苦労するからよりおいしく食べることができるんだろうし、大切にもできるというものだろう。
ブルーベリーは、有機肥料に無農薬で作ってうまくいっている。しかし、桃やイチジクやブドウや柿は、木に虫がつかないようにするのはなかなか大変だ。毎日見回りをして、虫を見つけたら捕殺。毎日、殺生をしているのだ。特に、カナブンの類、カミキリムシの類は目の敵にしている。
ブルーベリーの他に今収穫しているのは、イチジクと桃。イチジクも桃もやっぱり無農薬で作っているんだけど、虫との戦いだ。
それでも少しは収穫出来て、まあ木が枯れなければいいかという気がしている。樹勢が良ければ枯れることはないので、少しくらいの虫の害は目をつむろうという気持ちになっている。桃の木は「照手水蜜」という枝垂れ桃。花も美しいし実も十分おいしい。少し実の小さいのが難点だが、丈夫でおいしいから我慢できる。
イチジクも虫の害に悩まされながらも、樹勢が強いので枯れないで弱りもしないで、実をつけてくれている。
しかし、カミキリムシの害は何とかしなければと思って、冬場は木をほじくって幼虫を引っ張り出している。夏は朝夕幹回りをよく見て、成虫の姿を探している。見つけたら即捕殺だ。
とっても手がかかるけど、その分、食べるときは幸せ。