落花生の秘密や栄養
実は“ナッツ”ではない
ピーナッツというと、名前に“ナッツ”が付くために、くるみやアーモンドと同じ種実類=ナッツだと思われていますが
大豆やそら豆などと同じ仲間、マメ科の植物である落花生の実です。
乾燥させて煎ると香ばしくナッツのようになることや、豆類の栄養の多くは炭水化物が占めるのに、ピーナッツは半分近くが脂質であり、
炭水化物が2割程度しかないこと、見た目もナッツ類に似ていることから“Pea(豆)+nuts(ナッツ)”と呼ばれるようになったのです
ピーナッツの脂肪は太りにくい“植物性脂肪”
「脂肪で太るのは肉の脂身などの動物性脂肪が大半です。
ピーナッツの脂肪は太りにくい植物性の上に、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果のあるオレイン酸、リノール酸が多く含まれています。
また、全身の血管を強くしなやかにする働きのあるパルミチン酸、αリノレン酸も豊富です。
二日酔いの防止にも
ピーナッツを酒のつまみにするのは、もちろんおいしいからですが、ピーナッツにはナイアシンというビタミンが含まれていて、
これが二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する効果があります。
同様に含まれるアスパラギン酸には、利尿作用があるので、悪酔いを防止します。
さまざまな栄養が含まれ、実は太りにくいピーナッツですが、やはり食べすぎは禁物。1日約20~30粒が適量だといいます。
バターピーナッツだと動物性脂肪も摂ることになるので、食べ過ぎには注意しましょう。
乾煎りだとポリフェノールが含まれる皮ごと食べやすくなるのでオススメです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます