「送り火」(重松清著:文藝春秋文庫)
架空の私鉄「富士見線」を舞台にした短編9編を収めた2003年発売に発売された文庫本です。
あとがきに「それぞれ独立した話だが、書き手としてはひそかに縦糸を通しておいたつもりだ」と書かれていましたが、私鉄沿線という素材を使いながら「人の暮らし・幸せ」という共通テーマを持たせたオムニバスな作品だなと思います。
自分自身の具体的な日常生活につながりながら、「家族とは」「親子とは」など振り返って考えせてくれるものでした。
お勧めの一冊です。
http://booklog.jp/users/na1129jr/archives/1/4167669048
最新の画像もっと見る
最近の「読み終えた本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事