最初のあいさつは、松葉大阪弁護士会会長。「強制加入という会の性格から、政治的な課題での一致は難しい面があるが、この問題は一致した。それはこの法案が、立憲主義違反であること。今日は廃案に向けた集会である」と、はっきりとした立場を明瞭にされました。
基調講演は、早稲田大の水島秋穂教授。〈「一見極めて明白に違憲の法案」は廃案しかない選択肢はない〉とのテーマで約1時間の話しは、熱い語り口調で法案の本質をズバリついた内容でとてもわかりやすかったです。「安全保障環境は思考停止の言葉」「領海侵犯は国際法上、概念として存在しない」等、印象に残る言葉をたくさん話していただきました。
著名人によるビデオレターの後は、リレートーク。4人の研究者、あすわか弁護士、ママの会、SEALDs-kansai(大学生)、T−ns SOWL(ティーンズソウル、高校生)の8人が発言しました。
研究者のみなさんの話し、5分ではもの足りず、もっと聞きたかったですね。
あすわか弁護士さん、自分の子どもに語りかけたこと等を話しながら、デモの見守り行動や憲法カフェなどの活動を紹介されました。
マの会、「新聞は読もうとしても子どもに破られるか刀になっているから読めない」や感情にフタをしていたという子育ての中での具体的な状況を紹介。「誰の子どもも殺させない」という一致した思いで集まり、活動の中で変わってきている会員の姿などの話がありました。
SEALDs-kansaiの学生、作ってきた原稿をスマホで見ながら発言、「力で押さえつけるのは間違っている。歴史に学ばないといけない。私たちが憲法を守らないといけない」とスピーチしました。
高校生、「政治に無関心であっても無関係ではいられない。仮に戦争になったら、行くのは私たち。主権者として声をあげる」と力強く発言、思わず目頭が熱くなりました。会場の拍手が鳴り止みませんでした。
集会の最後には、歴代大阪弁護士会会長有志による緊急声明が紹介されました。
とても勇気をもらった集会でした。法案に賛成する人たちは、「対案を出せ」など言いますが、そんなものは必要ありません。廃案しかない、そのために力を尽くしていきたいと思います。頑張りましょう!
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