<おとなの始末(落合恵子著:集英社新書)>
付箋をたくさんつけてよみました。
<わたしが考える「かっこいい」は「媚びない」「甘えない」「すり寄らない」「ひとを差別しない」ということ><わたしが走り続ける原動力、それは「怒り」だ。ひとのいのちを軽視し、人権を侵害するものやことに対する憤りである><個人が自分の体験を素に想像力を広げ深めることができれば、気づくことはたくさんある>等々、落合さんの言葉と自分を照らし合わせてみて、自分自身の生き様をもっと考えたいと思いました。
<おとなとは「引き寄せ・引き受ける」ことのできるひとのことかもしれない。さらに生きていくことに対する、自分なりの答えの出しかた、を知っていることとも言える>とありましたが、よく言われる「おとなっていつから」の疑問にも答えを得たように思います(年齢ではかれるものではないということ。僕自身はまだまだです)。存分に「生ききる約束」、自らとできるかどうかが問われています。
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