事務局長通信

愛媛の貧困を考える

「愛媛の貧困を考える」(6月18日、愛媛・松山市 コムズ)集い、無事終了しました。

第一部は愛媛新聞記者・今西晋さんの講演。2013年にご自身が取り組まれた「まだ見ぬ春〜愛媛・貧困の中で育つ〜」という特集の中で出会った若者たち、貧困な状況に置かれた彼らの生活とそこに存在する問題をリアルに話されました。とりわけ遼一くん(当時20歳、仮名)の生きづらさに関すること(自ら命を絶ってしまったこと)は、とても深く考えさせられました。

第二部は、基準引き下げ違憲訴訟・大阪原告の上野さんと支援活動について僕から話しをさせてもらいました。上野さんの話は、障害者として生きてきた思いや地域生活の実際、そして運動の必要性について参加者にストレートに訴えるものでした。
大阪の運動については、スライドと発行しているニュースを中心にャCントを絞って話させていただきました。

第三部は、「生存権裁判を支える愛媛の会」第5回総会、情勢の特徴や活動のリアルさがよくわかるものであり、大阪にはない工夫や運営もあり、とても参考になりました。

その他にもきょうされん愛媛支部のみなさんに出会えたこと、愛媛大の学生のみなさんがサメ[トされていたこと、重度訪問介護に関する裁判で原告となっている障害当事者の方とも話しができたこと等、とてもよかったです。

運動はローカル(それぞれの地域が頑張り支え合いながら)にすること、それが全国的な運動につなげる近道だなと改めて思いました。また、生活保護の仕組みや運用についてももっと知っていく必要も感じました。自分にとって、いい経験となりました(^o^)/。

あいさつでも語られていましたが、参議院選が、生保を含む社会保障・社会福祉にとっても大きな焦点です。がんばりましょう‼️


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