アンパンマン

やなせたかしさんが亡くなりました。
小さい頃、アンパンマンが大好きだった娘。
テレビで見せたことも無かったのに、どこで見つけたのか今でも不思議。
シャツや、パジャマは、アンパンマン。
散歩用のピーピーサンダルもアンパンマン。
出掛ける時は、アンパンマン色を消していたのに、動物園で同じピーピーサンダルを履いている子を見つけ、自分のだと大泣きした。
誕生日に三輪車を買いに、おもちゃやさんに行った時、目を離した隙に娘がいなくなった。
必死に探したら、棚の中に陳列されたアンパンマンの三輪車にちょこんと座っていたことも。
おしゃべりが上手になった頃、飛行機でいつも泣く娘に「どうして？」と、聞くと「だって、アンパンマンじゃないから。」と、答えた娘。
私たち親子の思い出の中には、いつもアンパンマンがいた。
昔は、娘をあやす為に、アンパンマンも、その仲間も上手に描けた私。
アンパンマン、ありがとう。
やなせさん、ありがとう。
これからも、アンパンマンは、子どもたちの強い味方であり続けることでしょう。

母が娘が小さい頃編んでくれた編みぐるみ。
お嫁に行くとき持たせてあげよう…