父や母の付き添いで、病院に行く。
そしてひと月実家にいましたが、明後日広島へ帰る事にしました。
色々な病院に、タクシーで。
ゆっくり歩く父が後ろからついてきているか振り返る。いつから、こんなにおじいさんになっちゃったんだろう。
母は、杖をついて一歩ずつ。
色々なお医者さんがいるもんだ。
ずっとパソコンをたたいていて、父の様子や話はあんまり聞いていない。心がこもってない感じ。
綺麗な女医さんは、とっても気さくで、ゆっくりな母に、急がないでね。ゆっくりでいいですよ。すてきな洋服ね。これから、買い物とかどうする?大丈夫?と、色々お話ししてくれる。
今日の父の手の先生は、若いけれど年寄りに敬意を払ってくださっている感じ。
母と歩くと、ちょっとした段差が気になる。タクシーの運転手さんは、乗り込む時に運転席から降りて頭が入り口に当たらないように手でガードして下さった方がいた。優しい気遣いが嬉しくて、私はそんな事ができていなかったんじゃないかと反省。
杖をついて歩くおばあさんを見ると、母より歩けていいなぁ。なんて、眺めている。
今まで気づかなかった事に気づかされる毎日です。
そしてひと月実家にいましたが、明後日広島へ帰る事にしました。
岡本太郎さんの書かな。
濃厚な一ヶ月が終わろうとしています。