海の見える家から

瀬戸内海の見える家から、日々の出来事をつづります。

思い出の場所

2023年10月25日 22時13分00秒 | 日記
東京滞在中に伯母が亡くなり、久しぶりに母の実家の祖師ヶ谷大蔵へ出向きました。






駅は高架になり、電車もシルバーに青の車体に変わっていました。
祖師ヶ谷大蔵は、昔円谷プロがあったのでウルトラの街だとプロモーションしています。








私の祖父母は、砧で農家を営んでいました。
大きな平屋の一軒家に住んでいて、家の周りで畑を耕し暮らしていました。
そんな祖父母の家も畑も今や他人の家です。
土地を守るって難しいですね。


直ぐ近くのこの公園でよく遊びました。
大きな滑り台は、今も変わらず。
おじいちゃんが、「公園近くのアパートで太陽にほえろ!の聞き込みシーンを撮影しているぞ。」と、言って見物に行ったことがありました。
祖父母の家もけんちゃんシリーズで、けんちゃんの先生がお嫁に行くシーンで使われた事があります。
久しぶりに、本当に10数年ぶりに祖父母の仏壇にお線香を上げました。
お墓参りは、東京へ行った時によく行くのですが、祖父母が亡くなり、伯父が亡くなってから行くことがなくなりました。
祖母は、お墓参りだけして仏壇に参らない事を盗人参りと言って、良くないことだとよく言っていました。
盗人参りをしていた私が久しぶりに仏壇にお線香をあげることができました。
祖師ヶ谷大蔵は、急行が止まりませんから、人の少ないホームで、祖母からお小遣いをもらい、ニンマリしながら通り過ぎる急行電車を眺めて電車を待っていた事を思い出しました。




そして、多摩川を横切るのを、ワクワクしながら眺めていたものです。
大人になっても、やっぱり帰りは窓の外を眺めてしまいます。


天国へのお見送りが増えてきました。
そんな歳になってしまいました。
帰りの羽田空港でニコニコとお迎えに来ている人を見ると、うちの両親も帰省する時は、首を長くして待っていてくれたなぁ。と。
時は流れていくものですね。
娘を空港に迎えに行き、こんな時間がいつまでも続くといいなぁと、しみじみ思いました。







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