新宿ロフトプラスワン 闘う!居酒屋について記事を書いたけれど、オーマイの「ニュースのたね」になってしまいました。せっかく書いたので、はずかしながら原文のまま掲載します。読みかえしてみると、なるほど手抜きな記事ですた・・・
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7月18日夜7時から、新宿ロフトプラスワンで「古木杜恵の闘う!居酒屋第3夜」が開かれた。参議院選挙を前に、年金問題などで「憲法改正」論議がどこかに行ってしまった現在、それぞれの立場で、憲法九条を語るのがテーマだった。
第一部から三部までは時間の都合でいられなかったが、二部でオーマイニュース編集長元木昌彦さんが憲法九条を護る立場で、熱く語っていたのが印象に残った。「憲法九条は押しつけられたものではない」という論旨は明確だった。
ジャン・ユンカーマンさんは、日本語もお上手で、圧倒的な存在感だった。「日本国憲法」という映画を作った人だ。
ジャン・ユンカーマン 映画製作・配給会社シグロhttp://www.cine.co.jp/list/junkerman.html
たくさんのパネリストの名前と顔が一致せず、誰が誰だかわからないままに、話しはあちこちに飛んでいった。自己紹介は短くしてほしいものだ。憲法論議に集中すれば、必要ないかも知れない。時間が気になり、早くしてほしいと思った。居酒屋ライブでビールを飲みながらのせいか、客席とパネラーで、どなりあいになる場面もあった。が、サングラスの人はわざとらしく感じられた。沖縄生まれの反基地運動家、太田武二さんは物静かで、説得力があった。
それにしても、護憲派は高齢化し、「希望は戦争」というプレカリアートには説得力を持たなかったと思う。女子大生の質問に答え切れていたのだろうか。パネリストのひとりである護憲派の大木晴子さんの答えに、感情的には、「戦争反対」は理解できたようだ。それが憲法九条二項まで、とどいただろうか。マスコミに毒されてまともに勉強はしていないのが、多くの大学生であり市民なのだろう。人ごとではなく、私も似たようなものだけれど、疑問に思うことは調べるだけの体力、気力を、若い人にこそ望みたいものだと思った。武力では平和は創れないことは、アメリカが証明していないだろうか。やはり本を読むことをお勧めしたい。
でも、あのような場で女子大生が質問する勇気は高く買いたい。また、かつての活動家など質問に答えるひとが、感情的にならず、どれだけ語れるか、あきらめてはいけないと思う。それぞれの過去ではなく、今の感受性が問われている。
第一部 希望としての戦争
生きさせろ!希望は戦争!もうがまんできない!
ここで興味深かったのは、まつもとはじめさんだった。http://hajime.dotera.net/「高円寺ニート組合」など結成している。(ニートたちの「3人デモ」!) 雨宮処凛さんについては、誰かが冗談で「現代の重信房子」だと言っていたけれど、客席にいた人で、おそらく若い人にはこの冗談は通じなかったと思う。雨宮さんにとっても、迷惑な話ではないだろうか。とてもイヤな気分がした。
第二部 憲法の戦争
九条の旗はすでにボロボロ・・・でも、その旗竿は放さない!
ここでは、オーマイニュース編集長が熱く語っていたのが印象的だったことはすでに書いた。てつさんが、あとでTVで流すでしょう。最後のほうで、てつさんも熱く意見をのべていました。私も同感します。韓国人から見た客観的な分析だと思う。要するに戦争放棄という理想はわかるけれども、現実には戦争をしている国だということだ。もはや、「旗竿」と言っても洗濯ものを干す竿しか、イメージできないし、しいていえば、田中正造の「襤褸の旗」(らんるのはた)までいってしまうのは、ごく一部の人たちなのだろう。「米軍再編」で、日米軍は一体化し、首都圏に臆面もなくというか、当然というべきか、米軍の陸、海、空、すべての司令部がそろうのだから。自衛隊は災害救助で活躍してくれているうちがいいわけで、不足している米軍のかわりに最前線に行かされないことを願うばかりだ。
第三部 高齢化の戦争
黄金の10年? 新しい生きがいを探せ? ボランティア?
吉岡忍さん、野中章弘さんあたりの話しが聞きたかったけれど、終電の都合で後ろ髪を引かれつつ帰宅した。
パネリスト
雨宮処凛 太田武二 大木晴子 佐藤文明 篠田博之 下山治 鈴木邦男 高須基仁 野中章弘 橋本克彦 淵上太郎 松本哉 三上治 元木昌彦 森達也 吉岡忍 吉田司 古木杜恵(当日の資料から)
次回は9月11日、新宿ロフトプラスワンへようこそhttp://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ わたしもこりずに参加したいと思っている。終電に乗りおくれた場合は、ネットカフェ難民になろうかな。
外に出ると、夜10時半過ぎていて、歌舞伎町でひとりで歩いている「ただの主婦」は場違いな感じがした。コマ劇場界隈はカメラを向けるのも躊躇するような、混沌としたリアルな現場だった。男も女も「性」を売っているように見えた。新宿駅東口まで、雨は降っていなかったが、外のほうが小寒いよどんだ空気が停滞し、選挙など行きそうもない思考停止の若者でごった返していた。
たくさん写真を撮ったので、もっとみたい人はこちらでどうぞ。ブーゲンビリアのきちきち日記 http://blog.goo.ne.jp/naha_2006 まだカメラが使いこなせていませんが(^^;)・・・。
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7月18日夜7時から、新宿ロフトプラスワンで「古木杜恵の闘う!居酒屋第3夜」が開かれた。参議院選挙を前に、年金問題などで「憲法改正」論議がどこかに行ってしまった現在、それぞれの立場で、憲法九条を語るのがテーマだった。
第一部から三部までは時間の都合でいられなかったが、二部でオーマイニュース編集長元木昌彦さんが憲法九条を護る立場で、熱く語っていたのが印象に残った。「憲法九条は押しつけられたものではない」という論旨は明確だった。
ジャン・ユンカーマンさんは、日本語もお上手で、圧倒的な存在感だった。「日本国憲法」という映画を作った人だ。
ジャン・ユンカーマン 映画製作・配給会社シグロhttp://www.cine.co.jp/list/junkerman.html
たくさんのパネリストの名前と顔が一致せず、誰が誰だかわからないままに、話しはあちこちに飛んでいった。自己紹介は短くしてほしいものだ。憲法論議に集中すれば、必要ないかも知れない。時間が気になり、早くしてほしいと思った。居酒屋ライブでビールを飲みながらのせいか、客席とパネラーで、どなりあいになる場面もあった。が、サングラスの人はわざとらしく感じられた。沖縄生まれの反基地運動家、太田武二さんは物静かで、説得力があった。
それにしても、護憲派は高齢化し、「希望は戦争」というプレカリアートには説得力を持たなかったと思う。女子大生の質問に答え切れていたのだろうか。パネリストのひとりである護憲派の大木晴子さんの答えに、感情的には、「戦争反対」は理解できたようだ。それが憲法九条二項まで、とどいただろうか。マスコミに毒されてまともに勉強はしていないのが、多くの大学生であり市民なのだろう。人ごとではなく、私も似たようなものだけれど、疑問に思うことは調べるだけの体力、気力を、若い人にこそ望みたいものだと思った。武力では平和は創れないことは、アメリカが証明していないだろうか。やはり本を読むことをお勧めしたい。
でも、あのような場で女子大生が質問する勇気は高く買いたい。また、かつての活動家など質問に答えるひとが、感情的にならず、どれだけ語れるか、あきらめてはいけないと思う。それぞれの過去ではなく、今の感受性が問われている。
第一部 希望としての戦争
生きさせろ!希望は戦争!もうがまんできない!
ここで興味深かったのは、まつもとはじめさんだった。http://hajime.dotera.net/「高円寺ニート組合」など結成している。(ニートたちの「3人デモ」!) 雨宮処凛さんについては、誰かが冗談で「現代の重信房子」だと言っていたけれど、客席にいた人で、おそらく若い人にはこの冗談は通じなかったと思う。雨宮さんにとっても、迷惑な話ではないだろうか。とてもイヤな気分がした。
第二部 憲法の戦争
九条の旗はすでにボロボロ・・・でも、その旗竿は放さない!
ここでは、オーマイニュース編集長が熱く語っていたのが印象的だったことはすでに書いた。てつさんが、あとでTVで流すでしょう。最後のほうで、てつさんも熱く意見をのべていました。私も同感します。韓国人から見た客観的な分析だと思う。要するに戦争放棄という理想はわかるけれども、現実には戦争をしている国だということだ。もはや、「旗竿」と言っても洗濯ものを干す竿しか、イメージできないし、しいていえば、田中正造の「襤褸の旗」(らんるのはた)までいってしまうのは、ごく一部の人たちなのだろう。「米軍再編」で、日米軍は一体化し、首都圏に臆面もなくというか、当然というべきか、米軍の陸、海、空、すべての司令部がそろうのだから。自衛隊は災害救助で活躍してくれているうちがいいわけで、不足している米軍のかわりに最前線に行かされないことを願うばかりだ。
第三部 高齢化の戦争
黄金の10年? 新しい生きがいを探せ? ボランティア?
吉岡忍さん、野中章弘さんあたりの話しが聞きたかったけれど、終電の都合で後ろ髪を引かれつつ帰宅した。
パネリスト
雨宮処凛 太田武二 大木晴子 佐藤文明 篠田博之 下山治 鈴木邦男 高須基仁 野中章弘 橋本克彦 淵上太郎 松本哉 三上治 元木昌彦 森達也 吉岡忍 吉田司 古木杜恵(当日の資料から)
次回は9月11日、新宿ロフトプラスワンへようこそhttp://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ わたしもこりずに参加したいと思っている。終電に乗りおくれた場合は、ネットカフェ難民になろうかな。
外に出ると、夜10時半過ぎていて、歌舞伎町でひとりで歩いている「ただの主婦」は場違いな感じがした。コマ劇場界隈はカメラを向けるのも躊躇するような、混沌としたリアルな現場だった。男も女も「性」を売っているように見えた。新宿駅東口まで、雨は降っていなかったが、外のほうが小寒いよどんだ空気が停滞し、選挙など行きそうもない思考停止の若者でごった返していた。
たくさん写真を撮ったので、もっとみたい人はこちらでどうぞ。ブーゲンビリアのきちきち日記 http://blog.goo.ne.jp/naha_2006 まだカメラが使いこなせていませんが(^^;)・・・。