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人がついとらわれる 心の錯覚

2023-05-30 09:28:00 | 日記
 河合隼雄さんの本📕の中でも、
子どものこと、子どもの教育について
書いているものが、
身震いする程好きだ。

前回も紹介した安野光雅さんとの対談の本
「人がつい とらわれる こころの錯覚」
の中に、このような文章があった。

少し長いけど、凄く大事なことだと思うから
書き写します。

「この頃は、教育と言ったら、
『教』ばかりだと思っていて
とくに心が関係してきたら、
これは『育』のほうで、しかも
それは『育てる』のではなく
『育つ』ものなんですよ。

そして、心が育つということを中心に据えたら
大人はアホなことを
しないことが大事なんです。

だから、心の教育が大事だから、
何かをしようという発想は
やめなければならない」

これを読んだ時
今、よくYouTubeなどで
取り上げられている
「佐藤ママ」のことを思い出した。

私は佐藤ママを素晴らしいママだと
思うし、
実際マネしよったってできないと
思う。
考え方も、意外と柔軟だし、
できないところがあっても、
子どもを追い詰めないで
ママが、新しい方法を考える。

そうなんです!
ママが、新しい方法を考えるんです。

ママが素晴らしいと思っているのに
何か
ひっかかるものがあると
感じていて、
それが何かわからなかったんだけど、

やっと、わかった⭕️

全てを佐藤ママが考えているということ
なのだ。

教育の「育」の部分が、
「育てる」のではなく
「育つ」というのなら、
「育つ」為には、大人はいらんことは
してはならず、
考えるのは、子どもだということになる。

いくら、素晴らしいアイディアだとしても、
ママが考えちゃダメじゃん。

子どもが自分で考えないと。

ちょっと気になることがある。

ママの子どもたちは、
いつかは
ママの意見を袖にして
自分たちの考えた選択肢を
選ぶ日が来るのだろうか。

もしくは、ママが死ぬまで
考えて抜いてくれるのであろうか。
人ごとながら、気になる。

ではまた明日ティミー君🐕とともに
お会いしましょう。