『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 21-12-1〜10

先月の交通事故の翌日つまり6日から小指の骨折に対応するために装着していた手の甲の部分のギブスバンドをようやくはずせた。昼はもちろんシャワーのときも寝るときもずっと付け続けていたので一気に身軽になった感じがする。今は小指と薬指をテープで軽く止めているだけで痛々しさはなくなった。手の甲の腫れは残っているけど今後は指の動きを取り戻す段階に。
21-12-1


一晩で一気に白い風景に早変わり。今季初の本格的な積雪となり冬の到来を感じさせる。とは言ってもせいぜい5㎝位で幌加内の80㎝に比べるとかわいいもの。その雪も時間と共に解け始め道路はぐちゃぐちゃに。これが結構厄介でしっかり防水されてない靴だったため靴下がじんわり湿ってしまった。これは雪のせいというより靴の問題で早く新調する必要がありそうだ。
21-12-2


ある映像から感じたこと。介助を必要とする人ひとりを含めた3人がエレベーターから降りようとしたとき、乗ろうとするにロボットが前に立ちふさがっていて出られなくなり、警備員に緊急連絡した際の応答は「ロボットから離れてください」だった。状況を正しく認識できなかったのかもしれないが怖い考え方に思えた。これでは完全にロボット優先の思考になっている。
21-12-3


風と太陽。意味はちょっと違うが思わずイソップ童話を思い出してしまった。ここではあちらを立てればこちらが立たずの話。十勝地方では暴風雨による甚大な被害が出たが、これには防風林の減少も少なからず影響しているという。防風林は風を弱めてくれるが作物に太陽をできるだけ当てるためと作業の効率化のために伐採されたらしい。しかし、それが災害を呼ぶ皮肉。
21-12-4


新聞の日曜版恒例のクイズを楽しむ。クロスワードは比較的簡単に進むけれど、数字を使ったクイズの方はそれなりに難しく時間も掛かる分だけやりがいもある。やっているときには何度か先に進めず『どうして?』と悩むときがあっても諦めずに頑張ってその山を乗り越えたときの達成感がたまらない。クイズは楽しい部分ともうひと頑張りの大切さを教わってる気がする。
21-12-5


病院は体を治し、体育館は体を作る。どっちも同等に大事。誰しも不慮の事故はあり得るし予期せぬ体調の不良も起こり得る。そんなときは病院の助けが必要になる。そして、誰しも予想のできる体力の衰えに逆らうことはできないが努力次第で少しでも遅らせることはできる。そこで体育館が大きな役割を果たす。病院へ通う機会を減らすためにも体育館通いは欠かせない。
21-12-6


続き。実は通っている北区体育館と整形外科病院は隣接している。だから、そこに行くには同じ道筋をたどる。ふたつが隣り合わせなのも不思議な縁を感じてしまう。北体育館で卓球を始めたのが9年前の8月で同じ年の12月には自宅の階段を転げ落ち肩甲骨の骨折でこの病院の厄介になっているので共に深い繋がりができていた。病院との縁はこれで終わりにしたいもの。
21-12-7


何かと話題の新庄監督がいいことを言ってくれた。選手に「そうですね」の禁止令を出したというのだ。これには大賛成。インタビューに応えるときの第一声が決まり文句のように「そうですね」から始まるのにずっと違和感を感じていたのでよくぞ言ってくれたといった感じ。間を置きたい気持ちもわからないではないけどなくてもいい言葉。非常にまともな考えで期待は高まる。
21-12-8


ドイツの友達にクリスマスに合わせて年に一度の英語の手紙を書く。早く書かねばと思いながらも英文を書く面倒さからついつい先送りになっていた。でも、3年ほど前からいい方法を見つけてかなり楽にはなった。その方法とはまず先に日本語で書いてから英訳するというやり方。その前は最初から英語で書いていたのでもっと手間取った。とにかく書き終えてホッとしている。
21-12-9


アメリカの北京冬季オリンピックに選手は送るが政府関係者は送らない外交的ボイコットの表明に対して岸田首相は「我が国は自らの判断で決めたい」と語った。しかし、本来なら「自らの」は必要のない言葉のはず。これは外交問題でいかに自らの判断ができていないかの表れに他ならない。だからいつも「様子を見て」「状況を把握して」となってしまう。何とも情けない。
21-12-10


















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