『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 22-4-21〜30

ウィンブルドンテニスからロシア人選手の排除についてロシアでは『狂気の沙汰』との非難もあるそうだが、ならばロシアのウクライナ侵略とウクライナ人虐殺は何と言うつもりなのか。賞金を稼げなくなる選手といきなり命を奪われる子供の重みは比べようもない。そこには天と地を超えた差がある。自分達の非を認めず足元を正しく見ようともしない主張は虚しく響くだけ。
22-4-21


昨晩は久し振りに友達とのふたり飲み会。晩とは言っても5時に待ち合わせて居酒屋へ。飲み会は昨年の12月以来だろうか。その間はコロナの感染者が高止まりしていて、コロナとの共存を模索する期間でもあった。居酒屋は早い時間のせいもあってか客はまばらで心配せずに済んだ。やっぱり、お酒を飲みゆったりした気分での会話は楽しくて時間を忘れさせるひとときに。
22-4-22


時代の流れによって事の善悪がまったく逆になる場合がある。かつては日焼けするほど健康にもいいとされていたのがシミや癌の恐れがあると言われ、運動中の水分補給はご法度だったのが推奨されるようになった。そして一時期高齢者に対して少食のススメというのがあったが今は低栄養にならないようしっかり食べた方がいいと言われている。食は大事にしたいと思う。
22-4-23


家の近くでは随分たくさんの床屋を見かける。こんな近くでやって営業が成り立つのかと思うけどそれぞれが古くからの固定客を持ち、何かを仕入れる商売と違って与えるのは技術のみなのでたとえ客が来なくても損失が少なく、仕事場が自宅を兼ねているのも続けられる理由なんだろう。街からは多くの個人事業主の商売が消えていった中、床屋は見事に生き残っている。
22-4-24


列車とバスで隣町へ。このふたつの乗り物はいつも利用している地下鉄と違って車窓の風景を楽しめるのがいい。列車からは来年春には運用される新球場の進捗具合がしっかり見えて、外観はほぼでき上がったような感じだった。バスからはまだ水を張る前の田んぼがたくさん目に入った。以前にも書いたが一区画が大きくなった田んぼが随分増えていた。車窓は大好き。
22-4-25


桜の花を仰ぎ見ながらの散歩。家の近くの安春川沿いには桜並木があり、そこは春の楽しみのひとつになっている。満開の少し前といった様子だったけど青い空に薄桃色が映えて十分きれいだった。桜の色はいつも清々しい気持ちにさせてくれる。これに安春川の流れが戻ってくれると春本番になる。まだ水は流れていないけれどすでに鴨が川底を歩いていた。水ももうすぐ。
22-4-26


朝から強い風が吹いていて、昼には多少弱くなったのに夜になった今また暴風になっている。雨は降っていないけれどふと今年の冬の暴風雪を思い出してしまった。それと比べると明朝の心配をせずに済むだけ気は楽だ。でも、せっかく満開近く咲いた桜の花が一気に散ってしまうのではと心配になる。散り際が潔いと言われる桜ではあるけれど余りにも早過ぎては寂しい。
22-4-27


その先に危険を察知したら行かない勇気が大事とよく言われる。状況によってはむずかしい判断だろうが、一旦出てしまってから戻るにはさらに大きな勇気が必要になる。せっかく出たのだからもう少し行ってからと先送りになる可能性が大きく、戻ろうとしたときには危険の中にいて動きようもないといったことも考えられる。今回は海の人が忠告してくれていたというのに・・。
22-4-28


イヤな夢。列車に乗るため早く駅に行きたいのになかなかたどり着けないというもの。何かかにか不都合が起きて、気持ちは焦るばかりで疲れ果ててしまう。内容は支離滅裂で二転三転するので覚えていないけれど、とにかく行きたい場所にいけないのだ。夢の中とはいえイヤな気分にさせられると目覚めもよくない。ときどき見る夢だけど、どんな意識の現れなのか気になる。
22-4-29


安春川沿いの人の賑わいにびっくり。満開の桜並木を眺める人、遊歩道をのんびり歩く人、犬と散歩をしている人、公園で遊ぶ子供や若者などなどすべての世代が春の陽気に誘われて出てきたようだ。暑くもなく寒くもない心地よい気温も外に出たくなる気持ちを後押ししているのだろう。時折吹く強い風も鯉のぼりが元気よく泳ぐにはちょうどいい。それぞれの春を満喫。
22-4-30













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