穏やかな春の陽なら暖かく気持ちよくていいのだが、暑いと感じる日差しを浴びると少しゆううつになってしまう。天気予報で６月並みの気温などと聞くと同じ気持ちになる。それは、その先の夏が心配になるため。数年前から夏の暑さがすっかり苦手になってしまった。寒さは防寒着で対処のしようがあるけど暑さは難しい。慣れていくしかないとわかっていても気になる。
22-4-11
ロッテの佐々木が完全試合の快挙。完全試合やノーヒットノーランの大記録達成間近になると投手より守備の選手の方がより緊張すると聞いたことがある。投手の大記録を自分のエラーで台無しにはできないと意識するだろうからその通りだと思う。特に９回は三振を取ってくれと願っていたに違いない。最後は確実に三振で決めてくれ守備の選手は心底ホッとしたはず。
224-12
７時間後に目覚める不思議。10分前後の違いはあるにしても床についた7時間後にしっかり目覚める日が何日か続いている。就寝時刻が一緒ならそれもありそうな気がするけど異なる時刻でもそうなるからおもしろい。体内時計のおかげなんだろうが、起きているときの時間の感覚よりもずっと正確なのに驚く。はたしてどんな仕組みでどのようにして感知しているのだろう。
22-4-13
家の窓から見える公園の雪がようやく消えようとしている。早い年なら3月中旬には無くなるはずなのに1ヶ月も遅くなった。その雪の下では草が待ちきれずに成長していたようで、すでに緑色が地面を覆っている。もともと北海道では雪解けとともに一気に春を迎える姿に見慣れているけれど、今年はそれがさらに極端に感じられそうだ。これからは色とりどりの季節が始まる。
22-4-14
夕方のテレビニュースのみならず夜も毎日見る生活が今も継続。どうしてもウクライナの情勢が気になってしまうのだ。それ以前は夕方以降はほとんど見ていなかったテレビの時間が随分増えてしまった。現在の悲惨な状況から少しでも良い方向に向かって欲しいと願いつつ見ているが悪い方に向かっているとしか言いようがない。この生活の流れは残念ながら続きそうだ。
22-4-15
続き。情報を得る手段としてはおおよそ新聞6テレビ3ネット1といったところだろうか。新聞は記事を選びやすくゆっくり読めるのがいい。テレビは映像の力と即時性がある。ネットはどこでも見られるので助かる。それぞれの難点は休刊日と時間が限定と目が疲れるなどが上げられる。昭和育ちとしてはやっぱり朝の新聞は欠かせない。だから新聞休刊日はとても寂しい。
22-4-16
作品修正の長いトンネルからようやく抜け出た。いや、深みにハマった泥沼から必死に這い出たと言った方が正しいかも。とにかく精神的にも厳しい半月だった。何度もこれで終わりにしようと思いながらもやっぱり納得できずにまた手を付けるという作業を繰り返した。求める最高の形ではないけれど、でき得る最善に達した感を得て筆を置くことに。疲れたが救われている。
22-4-17
続き。制作の仕方に変化。もっと若い頃は描きかけの作品を多数抱えながら同時進行で描いていたが最近では１点に集中するようになった。そのため、問題があり行き詰っても一旦横に置いて違う作品に移るということをしなくなっている。何とか早く自分を納得させたいとの願望が強くなったようだ。間をおいた方がいい場合もあるのにそうしなくなったのは年齢のせいか。
22-4-18
続き。自分も高齢になりふたつやみっつのことを同時にこなすのが難しくなったためと、残された時間は少なくなり先送りしたくない気持ちも関係してるのかもしれない。でも悪い方ばかりではなく、表現したい世界がはっきりしているため迷いなく集中して制作できるのが嬉しい。こうしたいという気持ちがはっきりしていたからこそ半月以上もやり続けられた気がする。
22-4-19
50年以上前の高校の修学旅行で関東や関西などに行ったとき、何人かの人に「北海道ではいつも熊が出てるの」と聞かれて、北海道をそんなふうに思っているんだと知って呆れたことがある。しかし、最近はいつもではないにしても住宅街に熊が現れる機会が随分多くなりそれを否定できなくなりそうだ。それにしても、たとえ道産子でも街中を走り回る熊の姿は信じがたい。
22-4-20
