インド軽留学っ!

絵描きのインド旅三回目。インドで短期(2ヶ月強)軽~く留学気分を楽しむブログ。水彩画、メヘンディ、ヒンディー語。

聖なるドブ河で身を清める( ̄^ ̄)

2015-03-28 23:29:01 | インド旅行


(インド編に戻ります!)

あぁ、バラナス。

長旅の終わりなのに、妙に元気です。

ハイなのです。


もしかして、ガンガーで沐浴したのが良かったのでしょうか?



朝日を宿の屋上から拝んだ後、いざガード(沐浴場)まで、お散歩です。




朝日の中、今まさに、聖なる河に身を浸さんとするわたくし



ガンガー入ったよ!
バナラスのガンガーで沐浴しましたよ!!


逆光なのでシルエットだけですが、バッチリ入ったよ~)^o^(嬉しいな。

前回来た時より思ってたよりキレイかも』と思ってしまったのは、慣れ??

そのつもりだったので肩までは割と楽勝で浸せましたが、
アタマまでどぶん!は無理でした……。

足首のあたりはヌルヌルでした。

なんか、小魚にツンツンされた感じもしたようなしないような。

でも、『やったぜ!インド!』な清々しい気持ちにはなりました。
本当に穢れを流せたでしょうか。



終えてすぐ、宿に戻り、熱いお湯シャワー(贅沢!)で全身くまなくゴシゴシ洗ってしまいましたが(^_^;)

バラナスは川辺のせいか、いつも曇っていて夜など肌寒い印象があります。

お湯のしっかり出る宿だったのが嬉しかった~!

曇ってるのは排気ガスのせいな気もするけど(笑)。

また次回、インドのお呼びがあればアタマまで浸かってみたいです(笑)。

この後、来るはずの電車が遅れに遅れて、駅で7時間の待ちぼうけ。ものすごく疲れる羽目になるのですが………

それでも、しっかり眠ったら翌日には疲れも癒えていました。

ガンガー沐浴効果に違いない(^O^)


☆その後、旅友だちが『えー!頭まで浸かったけどぜんぜん大丈夫だったよ☆』みたいな報告をくれました。。。
うーむ、そういわれると、羨ましい(笑)。
ガンガー様はまだ、そこまでお許しにならなかったのだと思います(笑)わたしの修行が足りなかったのです。たぶん。

インド編再開しました~。
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それにしても、

2015-03-28 06:31:26 | インド旅行
それにしても

ブログの内容が最近『インド食べ歩き』に偏りすぎてて



自分で書いてて飽きてきましたw



いや、食うことはめちゃめちゃ好きなので、幾らでもネタは尽きないのですが…




時々、思うんです。テレビとか雑誌とかネットでもさ、食い物ネタか、動物ネタか、ちょっとしたHネタがあれば、何と無く『おっ』ってなるけどさ




この世の本当に大事なことは、幸せなことは、
『おいしぃー!』って言ってるあの瞬間よりもっと大事なことだ!

って思うんです。
(だからわたし、グルメ番組って実は好きで無いの。
おいしい、おいしい、言ってるだけで、誰の何がそこに感じられてるのかが伝わらないから)




旅をしてると少し、世界の真理を垣間見る様な瞬間がある。

そのことは、すぐには言葉にならないけどさ


一応、今回は絵を描きに行ったんだから(旅の合間に描いてましたけど)

その時の事とかも記録としては書きたいんだけど。

やっぱり食うのも好きだからまた書くけど(笑)

まぁ、何か書きます。書きたいので。
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バナラスおこずかい帳/ブルーラッシーは悪い店のウワサ?

2015-03-28 02:10:10 | インド旅行

バラナスは3年ぶり。

スリーパークラス(下等寝台)でバナラスへ向かった前回は、
列車はぎゅうぎゅうに混んでるし、


『列車内にて泥棒多発につき注意!!』
という回覧板は回ってくるし、何度も何度も鍵付きチェーンをジャラジャラ言わせながら売りに来る売り子がいるし、
何時もにもまして、下等寝台が治安の悪い乗り物に思えた。
(普段は『気をつけてれば大丈夫♫』って思えるんだけど。)

バラナスは最大の聖地であり観光地。
それだけ、観光客を狙った泥棒や詐欺師やマフィアが横行してるともっぱらのウワサ。。。

ヤバイ事に巻き込まれて、身ぐるみ剥がれて、ガンガーに浮かぶ死体のひとつに加わる旅人が後をたたないとか何とか……((((;゜Д゜)))))))

わたしは、ビビリなのです!犯罪系のウワサは超気にする!

で、今回は快適と、いくらかの安心をお金で買ってエアコン車の3Aクラスの車両である。


ここならチケットを持ってない不審者は入りづらいし(絶対じゃ無いけど)、

車掌さんが車両についてるし(絶対じゃ無いけど)、

というかベッドがこぎれいで

結果としては

とっても快適で楽勝でバナラス駅まで着いた

しかし、

さぁ、最も有名な観光地バナラスの客引きは、さぞかし強引に違いない!

そういう気構えがあったわたしは、駅から河までのリクシャーとの交渉から気が張るなぁと思ってたのだが、

たまたま3Aクラス電車で隣り合わせた日本人男子が、宿に送迎リクシャーを手配してもらってるというので、お誘い頂いて便乗した。
なので、この関門はあっさり解決。

値切り合戦無くして、到着!ありがとう~!

日本人男子君の予約していた日本人宿は、すでに満室だった。

バナラスには他にもたくさんの日本人宿があるけれど、

仲間をつくってわいわいするよりは
なんかもうわりと一人で静かに……してたいモードだったので、

幾つか宿を見せてもらい(チップ出してリクシャーマンに宿を色々連れ回してもらう)

割合静かでこ綺麗な個室に決めた。
1日400ルピー。

しっかりお湯シャワーが、出るのがすごい贅沢な気分♫

もし、グッとくるところがあればそろそろ贅沢して、もっと三千円くらいするホテルに泊まってもいい!
と思ったのだけど、

ソコソコ高いところも見せてもらったけど値段と部屋の質に釣り合うところが無く、
泊まってみたかった評判のいい宿は満室であった。

結局宿は大奮発というわけでも無く、何時ものようにケチケチでもなく、
ほどほどにお金出して、何時もよりは楽をして、満足。

※後から思ったのは、ソコソコ良いとこに泊まりたいならブッキングドットコムを使えば良かったかも。
ブッキングドットコムはヨーロッパ旅ではよく利用してるサイトだけど、インドやアジアの安宿には強くないイメージだった。
でも、バラナスの宿はたくさん登録されてるようだった。


お腹が空いた。その辺の屋台でまた、ドーサ


刻み野菜、チーズ、ジャガイモカレー、干しぶどう、ナッツなど
色々入ったドーサ!

今まで食べたドーサとはまた、ぜんぜん違う具材~。
20ルピーはお得感


屋台のお兄さんが丁寧に焼いていたのでなんか好感を持てる感じだな、
と思っていたところ、ちゃんと美味しいドーサだった。
チーズとナッツと干しぶどうが新鮮な味わい。


実はドーサの前に、野菜モモ(野菜シュウマイみたいなの)
を、小さい軽食スタンドで頼んだら、料理人意識の低い兄ちゃんに、中までちゃんと温まってないモモを出された(多分冷凍モモを蒸し器で温めてる。)
ので、定価30ルピーのを、20しか払わなかった(一応食べれたのもあった)
不服な気分の後、美味しい安いドーサが食べれて救われた。

食後のチャイ5ルピー
賑わってた店だったけど、わたしの好みでは無かった。
ぬるいチャイはだめ~熱々じゃないと認めない。。。
(時々熱々を飲んでるともっとゆっくり飲めばいいのにと言われる。わたしは火傷しそうなくらい熱々チャイが好きなの。)
コーヒーカップで出てくるのは珍しい。



その後は河岸にでて、
ガンガービューのガンパティゲストハウス併設のカフェでフレッシュレモンソーダ20ルピー
オシャレカフェやホテルの併設店だと、サービス料TAXを取られるところがあるけどここは安くてすんだ。

本当はここのお宿に泊まってみたかったんだけど(ソコソコ高い)
満室でした。

なんだか、ガンガーは曇り空。
前回はそれなりにインドの暑さがあった気がするけど、
東南から北にきたせいか、思ってたより暑くもない。

それにしてもやっぱりバナラスは牛さんが多いなぁそれにしても多いなぁと思ったら
牛さんを河で洗ってあげてる牛飼いさんと、その団体様だった。


其の後、Blue Lussyでプレーンラッシー30ルピー
飲むというより食べるラッシーで、プレーンでもピスタチオのつぶつぶが入ってる。

ボリュームがあるので30ルピーでもお得感がある!
有名なジャイプルの店のラッシーも飲んだけど、こっちの方が美味しかった。

しかし、後からお知り合いになった韓国人女性に『BLUEラッシーに行ったよ』と言うと、
『あんな店に行ってはダメよ!彼処はバングラッシー(マリファナ入りラッシー)を出すのよ!すごく危険なの』


と、すごく必死の顔で注意された。

有名なラッシーって、そういう意味で有名なの?(; ̄O ̄)

バングラッシーというモノの存在は聞いて知ってたので(インドのおじさんが嗜好品として飲むらしい…好きモノの旅行者も)

『もしかして、そっち系かな?』とチラと思わない訳でも無かったのだけど。

更に韓国人女性が力説するのは

客に知らせずにバングラッシーを呑ませて、酩酊させて痴漢行為におよぶ店員が報告されてるのよ!韓国のガイドブックにはしっかり注意が書かれてるよ!

との事だった(°_°)。

わたしが行った時には普通に美味しいラッシーだったし、変な目にも合わなかったけど、

一応心配にはなった。

絶対ダメとはわたしは言えないけど、
『美味しかったからオススメだよ!』

とも言えなくなっちゃったので、

一応この様に書いておく。

その後、その韓国人女性に

『もっと安全で、親切なラッシー屋さんがあるから!行こう行こう!』

と、連れて行って貰った店で、

パパイヤ・ラッシー50ルピー



最初は『普通のプレーンラッシーでイイかな~』と思ってたんだけど、

味見させて貰ったらパパイヤ・ラッシーがめっちゃ美味かったので、オーダー!

確かに親切なラッシー屋さんで、とても美味しかったです。

BLUEラッシーのすぐ近くの斜め前くらいの店。
名前…シウォン・ラッシー。


韓国人に支持されてるらしくて、ハングルの看板が出ています。



↑おとなしい感じのこのお兄さんが1人でやってる店ね(^^)。

2日続けてタップリとラッシーを食べたせいか、翌日ものすごく、お腹がスッキリしちゃいましたw


それにしてもバラナスの路地は狭くてジメジメしてる!

そして、かなりの確率で牛が道を塞いでる。


プリーに居た牛より、絶対大きい種類だと思うんだけど。

この日は肌寒く、午後からはシトシトと雨が降り続けました。
インド旅をして居て、雨がマトモに降ったのはこの日だけだった……。

元々泥だらけ、ウシのフンだらけの路地が、更にドロドロ。

朝に沐浴した時はまだ晴れてたし、朝日も拝めてラッキーだったな。

川辺に出ても降られるだけなので、

この日は路地歩きに専念して、お土産物屋を観て回った。

たくさん、たくさん、歩いた。

疲れた時に、温かいチャイ。



バラナスのチャイは、杯のカタチが鋭角な三角形で、コルカタの丸っこいチャイカップとカタチがぜんぜん違うのだった。
何軒かで飲んで観たけど、バラナスの杯はみな三角形。

こっちが丸っこいコルカタのチャイカップ↓



しかも、バラナスは素焼きじゃ無くてガラスのコップでチャイを出すところの方が多い気がした。

バラナスはあまり水が良くない土地で、料理もチャイもイマイチという評価があるけど、

この雨の中歩いて飲んだ時は美味しい店に当たったのか、

インドで初めて『お代わり下さい』と言ってしまった。


二杯目のチャイをすすっていると、なぜかチャイ屋じゃないその辺のおじさんが

『チャイおいしい?この辺のチャイ屋は、ダージリンから来る良い茶葉使ってんだよー(^^)』
などと声をかけてくる。

お代わりしたのを見られてたらしい。

こうやって特に用事が無くてもホイホイ声をかけてきてくれるのがインド人の面白いところでもあるなぁ。

けっこうはじからはじまで歩き回った。

朝から沐浴もして、街歩きもして。

こんなのも食べた。

揚げ物とイドリーのソースがけ。28ルピー


バタータップリのお好み焼き、ウッターパム
なかなか高級で40ルピー



ナッツとかポテトとかをまとめて焼いてる。ボリューミーでお腹にたまる。



歩き尽くし、食べ尽くし、

一泊2日だけだったけど、やりたかったことは完了できた。

バックパッカーなら、この後、意味も無く、ゆるゆると河の流れを眺めながら一週間くらい過ごすのが通なんだろうけど、

わたしは結構気が済んでしまった。

バラナスにハマって沈没する旅人は多い。

しかし、わたしにとってはやはり沈没スポットでは無い感じ。

空気が悪くて、ジメジメしてるので(^_^;)

でも、前に来た時より親しみが持てたな!

こうやって旅の途中にふらっと短期で何回か来てもイイかもと思った。

程よい満足感を胸に、今夜の夜行でコルカタに帰るのだ♪( ´▽`)

でも、この後向かったバラナスの駅で7時間以上待たされて、『もぅ来たくない~!T^T』という気分に陥るのでした。。。


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飛行機の遅延対応で気をつけるコト

2015-03-27 06:18:37 | インド旅行


今回の遅延、結果的に中国で一泊のあれこれですが、

チケットを取り直す時、ホテルを用意して貰う時、

ここまで乗ってきた飛行機の便の半券を、全て見せて下さい

と言われました。

最初に日本を出る時に、Webチケットをプリントアウトしておいたのですが、

それだけじゃなくて、実際に乗ったチケット実物が大事みたいでした。

最近はパスポート見せればすぐチェックイン出来るし、
あんまりチケットの存在感が大きくないように思われるけど

こう言う時には証明となる様なので、

飛行機をおりても大事に持っておかなきゃいけないみたいでした。

バタバタしててコッチも混乱してるのと
パスポートやWebチケットの紙とか色々あって、

『何処やったっけ~(; ̄O ̄)』ってなってたのですが、

探したら出て来て

捨ててなくて良かったです!

過去に航空会社都合による大幅なフライトチェンジは

ヨーロッパのフィンランドエアーでも経験してる(しかも社員のストライキ!)

ので、コッチのせいじゃなくてもたまに不可抗力的に出くわすので、心しておかないとなぁと。

向こうのせいでも、結局、こっちがちゃんと可能性のある対処方法と道筋を考えて、

要請して『こうして欲しい!
って主張することが大事なんだなぁと思いました。

日本人も強気で!
お客様の立場にたってあんまり考えてくれるとは限らないので(笑)

でも、わたしは英語ぜんぜんですが、
兎に角要求をハッキリ言うクセはだいぶついてきたかなぁと思います…!

落ち着いて、自分のペースに相手を何とか巻き込むのが大事~(; ̄O ̄)

でも、航空会社からの《遅延証明書》を貰っておくべきだったのかも…

貰うの忘れてた!!

今回は帰国が遅れても控えてる仕事もなかったし、実質の損害は遅延した分の気苦労と食事代くらいなものなので、
わざわざ保険会社に申請する気も起きなかったんですが…するなら要るよなー!

ちょっと調べたところ、機材トラブルなどの会社側の責任的遅延でも、LCCの場合はホテルなどの用意はしてくれないみたいです(; ̄O ̄)

わたしは節約旅行者の割りには今までエアアジアを利用したことが無いんですが、

こういう件や、荷物の重量なんかを考えてもまぁ、LCCと値段変わんないなら中国系のエアラインでもいっかなーと思ってます。。。
そりゃJALやANAに乗りたいけど(笑)

今日のオヤツは
中国東方航空のお菓子詰め合わせBOXに入ってた葱餅。『川島』?!


甘いビスケットかと思ったら、甘しょっぱいクラッカーにネギが練りこんでありました。
思いっきり中国の味がします。
嫌いじゃないよー。

☆帰国したらどっとチカラが抜けて一週間ほど風邪&微熱ぽいです。
インドではあんなにアクティブだったのに……帰国したら
『せっかく命があるのに勿体無い

レベルで部屋に篭って何もせずこんこんと眠っています…(; ̄O ̄)
マジで一週間殆ど寝てた!!
殆ど歩いてない!!
(ゴロゴロしてるだけじゃなくて睡眠してた。)

だいたいいつも、行動力を海外で使い果たして来るのか日本では本当にナマケモノです…
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飛行機遅延を切り抜けろ!~南京までの中国奔走と雲南ラーメンの巻

2015-03-27 05:00:07 | インド旅行

飛行機遅延の顛末。

充実した気分で、コルカタの宿から空港行きタクシーに乗り込んだわたしは、
車窓からコルカタの街を感慨深く味わいながら、無事に空港に辿り着いた。

わたしの飛行機は24:30発のクンミン行き。

クンミンで更に南京行きに乗り換え、

南京で更に関空まで行く。


めんどくさそうだが、乗り継ぎがスムーズに行けば、13時間で関空につける予定である。意外と早い。

そして、安い!関空からコルカタまで片道28000円なら、
新幹線で東京へ行ってホテルに一泊するのと変わらない値段だ。


しかし、クンミン行きの 飛行機が2時間遅れた。我が滑稽的奔走はここからはじまる。

2時間遅れた飛行機がクンミンに着いた時間、

次の飛行機に乗り継ぐまで時間がギリギリ!!

他の便も何か遅れや変更があったらしく、カウンターには、沢山の人が押しかけている。

皆気が立っているのですごい騒ぎ。
列をつくっている場合ではない。

わたしも人民の皆さんに負けじとチェックインカウンターに、チケットを差し出し、

『ヤバイから早くチェックインして!』

と叫ぶ。

しかし、

『あなたのフライトはチェックインできません!

新しいフライトの再予約の為に他のカウンターへ行きなさい!』

と玉砕!!((((;゜Д゜)))))))

この時、貴女のフライトは欠航だとも言われた。

チェックインカウンターに行くのが遅かったから乗せてくれなかったのか、

わたしが乗るはずだった南京行きの飛行機も何らかの問題で欠航だったのか、

今でも結局わからずじまい。
(カウンターがごった返していて、スタッフも内実を把握してないようだった。)

別のカウンターでも沢山の人が押しかけていて大変。
同じ目にあったインド人紳士達も必死に掛け合っている。

ところで、クンミンからは実は関空への直行便が、ある。

わたしは安さを選んだので、もう一度、南京で乗り換えなのだが、

うまく行けば直行便に変更してもらって、予定より早く日本に帰国できるのでは(OvO)?!

と思い、国際線のチケットカウンターへ行ってみる。

しかし、

『お受け出来かねます。お客様の予約された国際線はあくまでも南京から関空への国際線です。
クンミンから南京への便は国内線ですから予約形態が異なるのです。

とにかく、南京へ行ってそこで聞いて見て下さい。』

うむむむむo(`ω´ )o


チケット変更カウンターに行けと言われたのでそこにまた並び直し
(並ぶのが辛い。わたしは待たされるのも時間がかかるのもめんどくさいのも平気だが、並ぶのが嫌い。)

カウンターのお姉さんに自分のチケットと、パスポートを差し出すと、

『あ!日本人ですか?(^ν^)』

と日本語で応答してくださった!

何と無く彼女は個人的に日本びいきらしく、親切そうな方である。

『関空への直行便に変更出来ませんか?』

『はい、お待ちクダサイマセ。…』

おお?!直行便を調べてくれてる。
やはり、担当の人によってイケたりイケなかったりするコトもありそうだ。
何でも諦めずに言ってみるもんだな!!(外国にいる時は基本この精神!)

しかし、

『すみまセン。関西への直行便は、全て売り切れデス。次に乗れるのは、22日デス。』

22日ではダメだ…!ピロウズのライブに間に合わないよ!_| ̄|○

『いいです南京へ行きます…。国内線手配して下さい。』

結局、南京へ行ってから次の手を考えるコトに。

しかし、後から思ったのだが、もし、4日後の22日の直行便にしてもらった場合、
あと4日はクンミンに居ないといけないわけで、その場合のホテルとか、もしかして空港会社が負担してくれたり、
海外保険の適用になるのかな?!


うーん…たぶん、キビシイ気がする…。

しかし、もし帰国後に大事な予定がなければ、ちゃっかりクンミン観光したゃうのだが!
(クンミンは雲南省の玄関口で観光地)


南京までの新たなチケットを手にし、チェックインし、荷物も預けたわたしは、ようやくひといきついた。

今はまだ午前11時。フライトまではあと2時間ある。

登場ゲートまで、広い空港内を歩いていると、

ひとつのレストランが目に止まった。

日本のラーメン丼の2倍はあろうかという大きなどんぶりに、顔を突っ込むようにして、人民の方々が中華そばをすすっている。

ガラス張りのカウンターでは面(中国語で麺を面と書く)職人が鮮やかな手さばきで、
面(麺)を、拉(ラー、のばす)している。

日本のラーメンみたいに機械で切った麺出なくて、本当の手打ちで引き伸ばした『拉麺』だ。



茹で上がったたっぷりの面が、大きなどんぶりに入れられて、柄杓で熱々のスープが注がれているのを見ると、何だかそそる。(OvO)


値段を見ると800円から900円くらい。
安くはないが、空港の食べ物としてはそんなもんだろう。

旅で疲れてストレスを感じてる時は、シャワーを浴びるか、温かくておいしいものを食べるに限る。


これは、わたしがバックパッカー体験を重ねるうちに会得した旅のコトワリである。

ここは奮発して食べるコトにした。
(前回の中国旅行の残りの中国元を持っていた。前にクンミンも旅行したコトがある。)

雲南ラーメン



澄んだスープに、高菜のようなのと、お肉と、ネギとパクチーが浮かべられている。



レンゲでスープをすくって飲んでみると

『おっ!予想以上に美味いじゃん(OvO)!!』


中国人はわりとためらいなく食べ残すので、周りの残しっぷりを眺めてて、

もしかしてさほど美味しくない可能性もあるなと思ってたけど、

十分オイシイ拉麺だった。

そして、このスープは牛肉のダシだ!


牛肉ダシに、パクチーの香り。
日本とは違う、コシの弱い素朴な小麦の香りの面。


うわあぁ、これぞ雲南の味だ~~(T ^ T)

走馬灯のように
2年前に、2週間雲南の少数民族の市場を訪ねる旅をした時の事が、ありありと蘇った。

そして気付いた、ここは、雲南名物、ムスリムの牛肉面の店なのだった。


よく見ると、レストランのしつらえも清真(イスラム教)のテイスト。
モスクの型のデザインだ。


店内のテレビからは、祈りの時間を告げるアザーンと中華モスクの映像が流れてる。

中国なのに豚肉を食べず、代わりに牛肉を使う中国式イスラム食は、イスラム教民族の住む雲南省の名物だった。

わたしが前に大理の街で食べた牛肉麺はもっと脂がギトギトしていた。
面は手で伸ばしたのでは無くて、刀で削り落としていく面だったな。

この空港で食べたのの方が洗練されたスープで美味しい。

でも、すごく懐かしい味だった。

付け合わせのワカメのような歯ごたえのある海藻の油和えも、食べたコトのある味だ。

味と香りはしまいこまれていた記憶をかくも呼び覚ますものか。
(わたしがやたら食いしん坊なせいかも知れぬが)

汗をかきながら面を食べると、疲れと睡眠不足でフラフラとしていた身体と心持ちがだいぶん落ち着いた。

お水を頼むと、ガラスのコップに熱々の湯が出てきた。

そうか、中国では食事に冷たい水を飲むと身体を冷やして良くないとされてるから、お湯がでてくるんだわね。

(^ν^)…なんだか中国らしさがだんだん楽しくなってきたのだった。

お腹いっぱいになり、搭乗ゲートのベンチでウトウトしたあと、南京行きの飛行機へ乗り込む。

中国東方航空おなじみの、紙箱のランチボックス



なかみはジャガイモと肉の炒め物。小袋はザーサイ。

さほど美味しく無かったので残しましたが

中国茶は美味しかった(^ν^)

密かにいつも、ここの中国茶が楽しみなのです。その時によってプーアールだったり、ジャスミンだったり、中国緑茶だったり。
この日は華の香りの烏龍茶でした。


飛行機が着陸したので、

『乗り換えだ~o(`ω´ )o』と、勢い込んで、荷物受け取りまで行くも、

自分の荷物が出てこない。

なんか、嫌な予感。

工作員(スタッフ)にたずねてみると、

『お客様、南京に行かれるんですよね?ここは、南京では御座いません。あなたの荷物は南京まで運ばれます。』

南京じゃない?!!

そこでハッとした。

機体変えだ!

南京行きの飛行機だけど、中国の地方のどっかで、いったん途中下車出来るエアバスなのだ。

ぎゃー!((((;゜Д゜)))))))ここどこ!
どうりで、荷物を待つ人の数が少なかった…。
そう言えばそんなアナウンスをしてた気もするが、
席につくないなや、眠り込んでしまったわたしは、その予定を殆ど聞き逃してたのだ。

『この状況で荷物だけ南京へ行き、知らない空港で取り残されるのは非常にまずい!!!』


慌ててスタッフにすがりつき
『大丈夫。大丈夫です。』と言われながら南京行きの飛行機へ連れていって貰う。

席に着くと、乗客は右も左も変わらない人ばかり。この日本人どこいってたん?って感じだよね。
あー恥ずかしい。

結局、途中で降りたのが何処の空港だったのかもわからず( ̄◇ ̄;)(英語でここどこ!?って聞いたつもりなんだけど、解って貰えなかった。私の英語も怪しいんだけどさ。)

南京に到着。

そこからは先述した南京一泊。


翌朝の7:30発の飛行機に乗るため、

朝の6:00前には迎えのバスが来るはずだったが、

6:20になっても迎えが来ない!

若干焦りつつも、レセプションは『お待ちください』と言うばかり。

こっちは5時半からロビーで待ってるのよー!
こんなことなら朝の6:00から開いてるレストランの早餐(ブレックファースト)だって食べれたのに(T . T)

この後に及んでまだ食い物の事を気にしつつ
ようやく迎えが来たので空港に急ぐ。

あぁふわふわのマントウのひとつもつまみたかった…と思いつつ…

バスの運転手の叔父さんは、何処と無く飄々としてて、わたしの好きなミュージシャンのトモフスキーさんを白髪にしたような人だった。

何と無く日本人を気にしておられる。

シェイシェイ~!じゃあね!

と別れ、チェックイン。

割とギリギリで荷物検査を済ませて、

上海行きの飛行機は定刻通り出発した。

約一時間半ほどの距離だったので、サービスはお水が配られたのみ。

次のフライトはお昼過ぎである。

『朝ごはん食べてないし、ブランチしちゃおう(^O^)』

と、上海空港内のファミリーマートへウキウキ物色。


適当に買ったオニギリは、なぜか海老のワサビマヨ。(和食?)



オニギリ一個では物足りないので方便面(カップラーメン)もいっちゃう!


中国特有ののパンチのある山椒のピリピリが効いたラー油が付いてる面!
南国の雲南省とは違って、寒い上海の気候にあう風味な感じがするわぁ~♪( ´▽`)

前回の中国旅でわたしがハマったのが、中国のカップラーメン!

日本のとはぜんぜん違うダシと、香辛料が効いてて、量も多めでイケるのだ。


前回は雲南省のカップラーメンを色々試してた。
今回は上海の味!

中国人は方便面が大好きで、よく移動中の食事に使ってる。

長距離バスの待合室や、大きな駅では必ず誰かが食べていた。

わたしの大好きな中国の文化は、何時でも熱々のお湯が免費で手に入ること!

先述したように、冷たい飲み物をあまり良しとしない文化ゆえ、
中国人は、お茶っぱを入れた水筒を何処にでも持ち歩く習慣がある。

いつでも何処でも温かいお茶を飲むのが好きな中国人!

食堂ではその水筒にお湯を注いでくれるし、駅の待合には給湯コーナーがあるし、
寝台列車でもあるし、
中国系の飛行機ならキャビンアテンダントさんが、熱々のお湯ポットを必ず用意してくれてる。

そして、そのお湯はけしてぬるくない。
熱々のお湯なんである。
熱々はだいじ!

勿論、空港の敷地内にも必ず給湯コーナーがあり、これを見る度、わたしは

『中国…!!(≧∇≦)』


と、えもいわれぬ萌えを感じる。

そして、わたしもかなりのお茶好きなので、中国乗り換えの空港では持参のカップにティーバッグを入れてお茶を楽しむ。

そのお湯はまた、方便面のお湯でもある。
あぁ、中国の『お湯の文化』なのだ。

コンビニ食で楽しくブランチを堪能し

いよいよ日本行きの飛行機に乗り込んだ。




定刻通りに出発!帰れる…!!!

国際線の機内食はちょっぴり豪華。

『チキン?フィッシュ?』と選択肢がある。

お魚をチョイス。
ちょっと和食風らしい。品数も多目。




美味しくいただいた後(ブランチからは四時間ほどたってました。)

食後のドリンクに青島麦酒がある~♪( ´▽`)




そんなに酒が飲みたーい!ってほどでも無かったけど、

いよいよ帰れるお祝い!!(T ▽T)
帰国祝いじゃー!

いそいそと、昨晩の深夜機内食で貰ったピーナッツを出して来ました。

中国東方航空では、深夜や早朝など食事するにはヘンな時間帯のフライトにはお菓子の詰め合わせBOXを下さる。
これ、けっこう其の後のオヤツとして好きな時に使えるから便利なんだよね。

評判悪い中国東方航空だけど、わたしはなんか嫌いになれないのだ…安全に飛んでくれさえすれば、なんか個性的でラブリーだとすら思うのであります。


そんなこんなで、日本に辿り着きました(≧∇≦)

☆飛行機遅延どうこうよりも、結局、中国での食い意地レポートになっておりますが!
空港内にコンビニがあったり、お湯が貰えたり、チープに楽しめるから中国って好きです~♪( ´▽`)

空港のモノって何でも高いもんね(免税店で買い物してるのってあれ、本当に安いの??お酒だって高くない?わたしがケチすぎる?)

今回はやらなかったけど、空港内のハンコ屋さんで乗り継ぎの待ち時間にハンコ掘って貰った事もあるよ!
中国の書体で自分の名前を掘ってくれるのだ。お土産にも良し。

そんなわけでチラ見したせいで、結果的に中国に情が湧いてしまい、もっと中国旅行がしたくなりました…。

根っからの旅好きね!!!

そして、食ってばっかりね!!!


インドブログではなくなっておりますが、書いてる本人はここも大事な旅の1部なの!長々書きました。

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