伊豆国 丸山城 <マルヤマジョウ> | ||
別称 | ||
城郭種別 | 城郭 | |
縄張り | 海山城 | |
築城者 | 富永三郎左衛門尉 | |
築城年 | 1491 | |
廃城年 | 1590 | |
主な城主 | 富永氏 | |
指定史跡 | なし/不明 | |
住所 | 静岡県伊豆市八木沢 [Google] [地理院地図] | |
城址碑 | なし | |
現地案内板 | あり | |
スタンプ | ||
現存建造物 | なし | |
復元建造物 | なし | |
DID・航空管制 | 対象外・対象外 |
概要
丸山城の原型は、海岸に独立する丸山だけで完結した小さな海賊城であったと推定されているが、その築城年代は不詳である。
室町時代中期、土肥高谷城主富永氏が西伊豆一帯に勢力を伸張するにおよび、
丸山城も高谷城の支城となり、同氏の水軍基地の一つとなった。
延徳3年(1491年)、富永氏は北条早雲に服属、以降北条水軍の中核的存在となって、駿河湾・相模湾・江戸湾を舞台に活躍した。
天正年間にいたり、小田原の北条氏政は、対岸の敵である武田水軍に備え、
旧丸山城を大幅に拡張してこの付近に本丸を移した。
整備強化された丸山城は総面積約20ヘクタール、伊豆における最大の水軍基地であったが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の水軍の来攻によって落城、廃棄処分に付された。
現在もこの付近には当時の曲輪跡や石垣が残っている。
丸山城も高谷城の支城となり、同氏の水軍基地の一つとなった。
延徳3年(1491年)、富永氏は北条早雲に服属、以降北条水軍の中核的存在となって、駿河湾・相模湾・江戸湾を舞台に活躍した。
天正年間にいたり、小田原の北条氏政は、対岸の敵である武田水軍に備え、
旧丸山城を大幅に拡張してこの付近に本丸を移した。
整備強化された丸山城は総面積約20ヘクタール、伊豆における最大の水軍基地であったが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の水軍の来攻によって落城、廃棄処分に付された。
現在もこの付近には当時の曲輪跡や石垣が残っている。
攻城記録
駐車場と出城
丸山城の原形は土豪の拠った小さな海賊城だったと推定されるが、その築城年代は不詳である。
しかし少なくとも室町中期には土肥高谷城主富永氏の支城となり、同氏水軍の根拠地となっていた。
延徳3年(1491)富永氏は北条早雲に服属し、以後北条水軍の中核部隊として活躍した。富永政直は江戸城主にも任ぜられている。
天正年間にいたり、小田原の北条氏政は対岸駿河に進出してきた武田氏の水軍に備え、この丸山城を大拡張強化して西伊豆最大の水軍基地とした。
北条氏の軍船はこの城下の船溜りに集落し、駿河湾はもとより遠州灘・相模湾・江戸湾にまで出撃していったのである。
天正18年(1590)豊臣秀吉の水軍に攻められて落城、廃棄処分に付されたが、城址一帯には当時の曲輪跡・堀・石垣が残っている。
現在野球場になっている辺りは往時の船溜りの跡である。
※現地説明板より
国道136号線
伊豆歩道・丸山コース入口
石垣
本曲輪入口
本曲輪
四阿
丸山城の原形は、海岸に孤立する丸山だけで完結した小さな海賊城であったと推定されているが、その築城年代は不詳である。
室町時代中期、土肥高谷城主富永氏が西伊豆一帯に勢力を伸張するにおよび、丸山城も高谷城の支城となり、同氏の水軍基地の一つとなった。
延徳3年(1491年)、富永氏は北条早雲に服属、以降北条水軍の中核的存在となって、駿河湾・相模湾・江戸湾を舞台に活躍した。
天正年間にいたり、小田原の北条氏政は、対岸の敵である武田水軍に備え、旧丸山城を大幅に拡張してこの付近に本丸を移した。
整備強化された丸山城は総面積約20ヘクタール、伊豆における最大の水軍基地であったが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の水軍の来攻によって落城、廃棄処分に付された。
現在もこの付近には当時の曲輪跡や石垣が残っている。
※現地説明板より
おこり石
登ったり踏みつけたり、ゆすったりするなど粗末に扱うとケガや病気などの災いが起こると言われるこの石は、「おこり石」と呼ばれて地元では敬われています。
ある時、子供が石に飛びあがったりゆすったりしてしまい、夕方より突然40度の高熱が出てしまいました。心配した父親が、
子供がおこり石を粗末に扱ったことを知ると、早速お酒をさげてお参りしたところ、子供の熱は下がり元気になったといいます。
粗末に扱うことの無いように、優しく扱いましょう。
※現地説明板より
詰の曲輪
2024/1最終訪問
周辺地図
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※ 城址等は、私有地になっている場合もありますので、有権者の確認を行うなどをし他の人の迷惑になるような行為はやめましょう。
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※ DID情報については、令和4年(2022年)版の情報となりますので、最新の情報をご確認ください。
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