角川ゲームスさんからリリース予定のPS Vita専用ソフト「艦これ改」の発売が今冬2016年【2/18(木)】に延期されることになりました。より多くのボリュームを実装すべく、現在開発を進めています。購入を検討されてる提督の皆さん、お待たせしてしまい大変申し訳ありません。
#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2015, 10月 8
知ってた。
昨日の日記で、「どうせ11月発売も怪しい」なんて書いた矢先これだもんなあ。
わしゃ予言者かなんかかっちうねん。
艦これ改には個人的に思う所が色々あり過ぎるわけですけど、まあポツポツ書きます。
1.開発ラインは燃えているか。
アナウンスでは「より多くのボリュームを実装すべく」とは言っているが、こんなもの発売延期する時は誰だってそう言う。
「進行が致命的に遅れています」なんていったら夢も希望もない。
とは言え、その夢も希望もない状態なんじゃないかという不安がふつふつとこみあげてくる。
何と言っても延期する回数が多過ぎる。
ここまで多ければブラッシュアップのための延期にしては納期ガバガバですねってのが出て来るし、ひょっとしたら現場が碌なスケジュールで進んでいないんじゃないかと疑いたくもなるだろう。
現場がデスマーチな状態で出てくるものはただただ悲惨なものなだけに、かなり不安だ。
2.2016年2月という激戦区。
次に思ったのは、何故2月という所だ。
昨日の日記でも書いたが、2月はコンシューマーゲームでかなりのソフトが来る。
僕が欲しいソフトを見積もっただけでも、SO5、メガテン4ファイナル、勇者死す。
これに艦これ改が入ってくる。
しかも、その前の2015年12月から、次世代機はかなりのソフトラッシュが見込まれる。
そんな中に出すというのは売上的に大丈夫なんだろうか。
ただでさえ延期によって、その分の開発費が上乗せされて、出たらその分を取り返していかないといけないのに。
正直言って、商売的にはかなり厳しいだろう。
3.どうせまた延期する
ここまで来ると、個人的にはまた延期になるだろうという気もしてくる。
これまで何度も延期してきた点からして、ちゃんと開発リソースをアサインできていたのかは疑わしい。
加えて、今冬リリース予定のAndroid版の開発ラインのアサインも考えれば、とてもじゃないがちゃんと稼働できる可能性は低い。
一消費者目線からすれば「スターオーシャン5やりたかったから、できればもうちょっと後でも良いなあ」なのだが、経営判断から言ったら1日でも早く出してかかった費用をキャッチアップしたいのが本音だろう。
ただ、これまでの状況を考えると、また延期するんじゃないかというくらい不穏な空気を放っているのが現状。
良いゲームに仕上げてほしいが、やはり期待はどんどん下がっているというのが現在の僕の評価だ。
気長に待ってるから、この評価を良い意味でひっくり返せる出来に仕上げてほしい。