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旧【奈村工務店の物件情報や営業こぼれ話】

社員旅行!東海道五十三次 関宿の町屋 見学!

2007年10月26日 11時56分50秒 | 奈村工務店情報

こんにちは奈村工務店 営業の近藤です
先日の17日(水)~18日(木)の両日に奈村工務店社員旅行を兼ねまして「東海道五十三次・関宿の町屋見学(江戸時代~の宿場町)」に行ってまいりました(弊社社員・大工さんの総勢30名で見学致しました)。 見学しました「旅籠の玉屋(市文化財)」で面白かったところでは、雨戸の戸袋が上部にありまして(通常は雨戸の戸袋は左右どちらかにありますが)、3枚に分割された雨戸の戸板を上から順次スライドさせて降ろす仕組みになっておりました。これは現代でいうところの「シャッター雨戸」の原型なのです。通常であれば戸袋スペースでどうしても窓などの開口部が制限されてしまう欠点を開口部の上部に戸袋をもってくる事で見事に解決 していました。大工さんの皆さんも興味深く観察されておりました。この「玉屋」は「旅籠(旅館)」ですので各部屋の欄間(らんま)等も立派な物が造り付けされており当時の職人さん達の匠の技に暫し江戸時代にタイムスリップした感覚になりました。もう一つ、この「玉屋」見学で目を引きましたのが、TV「紳助のお宝鑑定団!」にでも出てきそうな、いぶし銀的な存在感のある『箱階段』でした。この『箱階段』は箱を段々に積み重ねて階段状にした形で各箱のスペースは引き出しになってありまして小物などの収納に大変便利な家具?階段?に造り上げられておりました。
上記の写真は、部屋と部屋の間のちょっとしたスペース(現在でいう和風テラスコート)に趣のある庭が設けてありまして、居間からこの庭を眺めると何か癒されるというか、疲れが取れるような感覚で、私も初めて見るのですが何だか懐かしい感じが致しました。(これは、たぶん日本人の中にある和の癒しを求めるDNAのせいなのでしょうか?) 弊社専務、設計部長曰く「今回の見学で得た和の感覚を是非にも今後の奈村の邸に新和風として取り入れていきたい」との事でした。早速、次期プロジェクト分譲地にも随所に新和風を組み込んだモデルハウスを建築予定となっておりますのでご期待下さいませ!
『箱階段』の現代風アレンジ版として採用しました「エターナル長尾元町4丁目B号地モデルハウス」箱階段製作風景は次回ブログにて紹介させて頂きます。
コメント
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