今日で東日本大震災から6年が経ちましたね。
もう6年
やっと6年
どう感じるかは人それぞれかもしれません。
我が家は東北から離れたエリアに住んでいるため
「もう」という気持ちが強いのが本音です。
3月11日が近づくと、街の色んなところに、「サイレント・ナイト」や「キャンドル・ナイト」などのポスターが貼られて
(あ~もうそんな時期なんだ)と実感します。
この日は不要な灯りは消して、との呼びかけ。
なんとなく、テレビをつけずに一日過ごしたら
震災に関するニュースなども耳にせず、静かな一日が過ぎていきました。
黙とうするタイミングを逃してしまい
やっぱりテレビはつけておけば良かったかな?と少し思いました。
子供達はまだ、黙とうができる年頃ではないのですが
もう少ししたら、産まれる前に何が起こったのか教えたいですね。
震災について、子供にどんな風に話せばいいんだろうって
考えていました。
自分が子供だった頃、関東大震災や阪神淡路大震災について聞いても
ずっと現実味がなくて
教科書に出てくる言葉、っていうイメージがありました。
当事者意識がなかったのかもしれないけど
恐ろしい出来事については、あまり考えたくない
漠然とした不安感が、ありましたね。
同じように、戦時中の話とかも苦手で
ひめゆりの塔とか、ホロコーストとか、
子供の頃はそういう話が軒並み怖かったです。
「この出来事を風化させてはいけない!」っていうメッセージを強く感じるいっぽうで
怖いから考えたくない、っていう気持ちで。
そしてその怖さって、大人になった今も続いている気がします。
怖い、という気持ちも必要なので
付き合い方次第でしょうか。
引き続き悩むことにして 灯りを消しましょう。