やおい的読書記録

BL好き女が書いているごく個人的な感想文です
やおい的目線で見ている作品もそうでない作品もあります

Magic Tree House #1 Dinosaurs Before Dawn 読了

2019-10-24 22:30:00 | 読書
本当は別の本の感想を書くつもりだったのですが、今回はタイトル通り。
英語学習の一環として、多読学習を進めていて、
現在のところ45万語くらい読んでいる。
主に使用している教材が、NHKラジオ講座のEnjoy Simple Englishで、
普段ほとんどそればっかり聴いたり読んだりしているので、いざGraded Readersやらネイティブ向け児童書を読もうとすると、自分が今どのレベルまで読めるのかさっぱりわからないという事態に陥ってしまうのだった。ダメじゃん。

なんとなくYL(SSSが定める読みやすさレベル)は参考にしながら、たまにCurious Georgeやら、Oxford Reading Tree(Stage3〜9,11+まで読了)なんかの児童書シリーズは、買って一応読んだけど難しい…というモヤモヤする感覚を味わいながらも、学習のペースメーカーとしてラジオ番組を活用する、というスタイルでやってます。

で、先日たまたまMagic Tree Houseが28冊セットで売られているのを見かけてしまったので、
自分には早いかなぁと思いつつ大人買い〜。またかよ。
そして、せっかく買ったし、内容はまだ分からないかもしれないけど、最初だけでも目を通してみようかと。
そしたら「読める…読めるぞ…!」という状態で、自分でもちょっと驚きだった。
Magic Tree Houseの第1巻はYL2.4なので、多読やってる人の平均的なレベルで言うと、もっと早くの段階、20万語〜30万語くらいで読めるようになってるのかも。わたしはかなりペースが遅いと思う。

このMagic Tree House、単語は見たことないものが結構出てくるけど、構文は全然難しくない。
わたしは英語の一文が長いとすぐパニクってしまうけれど、今回は落ち着いて読めた。

文法は難しくないぶん「試験には出ないけどネイティブがよく使う単語」みたいなのが出てくるのだけれど、場面が想像できてたらなんとなく単語の意味は理解できる…という印象。やっぱり辞書を引かないという原則を守るのが良さそう。
この先、巻が進むごとに内容が複雑になるのかもしれないが、これまで通り無理せずマイペースに行くつもり。

というか肝心の内容の感想を書いてないけど!
第1巻は特に恐竜好きの人にオススメ。

あらすじとしては、JackとAnnieという兄妹が不思議なツリーハウスを帰り道の途中で見つけ、気がつくと恐竜の生きていた時代、白亜紀後期に飛ばされていた…というもので。
わりかし現実主義的な兄のJackに対し、妹のAnnieは奔放で空想癖のある性格で、プテラノドンがAnnieの中では「仲良くなれる動物」と認識したらしく、隣んちの犬と同じ名前をつけて心を通わせたり、アナトサウルス(新しい学説ではまた別の呼び名になってるようだが)と友達になろうとしたり…。驚異のコミュ力。羨ましい限りである。

JackはそんなAnnieに手を焼きつつ、出会った恐竜の生態をノートにメモしたりと、こちらも結構楽しんでたんだけど、やっぱり帰らないとまずいって話になる。
そんな二人の前に、
T-REXキターーーーー!!!!!!
まあ恐竜ものでクライマックスにこいつが出てこなかったら嘘でしょうけど!!!
果たして二人はT-REXの餌となることなく元の時代に戻れるのか!?

お約束な展開もありつつ、なんだかんだ盛り上がって最後まで読んだので、冒険ものが好きなら楽しめるはず。
そういやこのシリーズ、邦訳のイラストはアニメっぽいイラストで可愛いんだけど、原書のはちょっと…アニメ絵に慣れてる我々日本人からしたら微妙なのか…笑
ちなみに第1巻の邦題は「恐竜の谷の大冒険」らしい。なるほどなあ。

このシリーズ、第3巻が古代エジプトの話みたいだから今から楽しみなんだよな〜(古代エジプト好き)


ホームズ再燃まっただ中(グラナダ版四人の署名感想)

2019-10-21 15:51:00 | SH関連
役所に行ったら太極拳仲間の方が窓口で勤めててびっくりした。ボーっとしてたから一瞬誰だかわからなかった。失礼すぎる。
そんな日々を過ごしているわたしが最近再燃しているのが、シャーロック・ホームズシリーズである(脈絡のない出だし)。

きっかけは、先日放映が開始されたフジ月9の「シャーロック」。
BBC現代版やグラナダ版のホームズが大好きなオタクとしては、これも見なければ!と思って意気込んで見た。
1話目を見た段階では、ミステリーもののドラマとしては楽しめたと思うし、謎解きもまあまあ納得できるものだったとは思う。
原作ホームズのほうで「語られざる事件」として言及される事件の数々をモチーフにして脚本が書かれているところなんか、目の付け所がマニアックだなぁと感じたし。
けれども。しかし。
わたしとしては、主人公と相棒のキャラが物足りない!!!
ホームズとワトソンって感じ、しなくない!?!?
主人公の誉獅子雄が、ひとんちの冷蔵庫を勝手に漁る変人にしか見えない!失礼ながら!!!
と、友人に会った際、ひとしきり迷惑な語りを繰り広げました…。
そして別れてひとりになったときに、ふと思ったのが、
そもそもホームズらしさ、ワトソンらしさって何だろう…???
ってことで。

まずは、最近GYAO!で期間限定公開されているグラナダTV版をダラダラ見直している。
二年前にも(というか毎年この時期?)期間限定で公開されていて、その時にも必死で見た。二年前は頑張って全部見たけど、今は見られる話だけ見ている。
こちらグラナダTV版は、シャーロッキアンの間でも評価が高い作品らしく、ヴィクトリア朝ロンドンを徹底した時代考証のもとに再現し、俳優陣の演技も素晴らしい、とのこと。
わたし自身もその辺りの高い評価はよくわかる。原作に忠実でとっても素晴らしいドラマシリーズだもの…。

だがこのドラマ、原作に忠実と言えども、必ずしも設定や話の流れが原作に沿っているわけでもなくて。
なんとこのグラナダTV版、ワトソンが結婚せずに、ホームズとずっと同居しているのだ!!!!
何故「!」マーク四つもつけて強調するのかとお思いでしょうが、腐った視点的には超重要ポイントだから…です…

原作では第1作目『緋色の研究』でホームズとワトソンは出会い、ベーカー街221Bの下宿で同居を開始。
続いて第2作目『四つの署名』で、依頼人のメアリー・モースタン嬢にワトソンが惚れて、ワトソンとメアリーのふたりは、物語の最後に相思相愛になり結婚、ワトソンは221Bの下宿から出て行き、ホームズがひとり残されるけど。

このグラナダTV版、第25話『四人の署名』の最後では、
ワトソンが最後に去って行くモースタン嬢を見送りながら「魅力的な女性だったな」とは言うけど、求婚…しないしなぁ…
ほんでその時ホームズは部屋のベッドに寝転がって(どうでもいいけど革靴のまんまなので靴脱いで欲しいって思ってしまう)
「そうか?気がつかなかったな」と言いつつベッド脇の帆船の模型に手をやるのだが。

この帆船の模型、原作には出てこなくて
グラナダTV版「入院患者」の回で、ワトソンが製作していた。
そして「最後の事件」ではホームズの部屋に。
そして今回もホームズの部屋にある。
この事実が示すことがどういうことなのか、推測して頂きたい。
二年前に視聴してた当時、めちゃくちゃスクショ撮ったけど、さすがに張り付けるのはな…と思うので、気になる方は適当にググってください。

このように、原作に忠実と言われながらも、原作にない場面でホームズとワトソンの絆をさりげなく見せてくれるこのシリーズ、ほんと最高!と個人的には思ってしまう。
ワトソン役の俳優さんが途中交代し、タイプの異なるワトソンを見られるのも美味しいと思うし。
自分の中ではやっぱり「ホームズとワトソンの関係性」がポイントの一つかな…と思う。
ワトソンはホームズに対してその推理力をベタ褒めしてこそだと思うし、しかしホームズが自らの健康を顧みないところには愛ある叱り方をして欲しいし。
わたしの中のワトソン像は完全におかん属性である。おかん属性に弱いです。

光文社文庫版『四つの署名』
の感想も書きたかったけど次回に持ち越します。

アウトプットの場としてのブログ

2019-10-21 13:53:00 | クイーン関連
はじめまして、まろんと申します。

以前はこのブログ、太極拳の練習記録として開設したんですけど、全く続きませんでした…。
太極拳自体は今もやってます。始めて二年くらいかな?
相変わらず套路(拳法の型)は全然覚えらんねえし、先生のお手本も全然真似できず。ダメじゃねえか。
しかし太極拳を始めてから、体のコンディションに気を遣うようになり、
毎晩寝る前にストレッチを始めたら、どうしようもなく硬かった体が少しマシになってきたり、夜は熟睡できるようになったりとか、そんな感じで。
やってて良かったなと思います。
元々すごいインドアで運動嫌いなオタクなので、体の代謝めちゃくちゃ悪かったのが、これまたちょっとマシになりました。
運動オンチの私でも続いているので、太極拳オススメです。あとヨガもたまにやってるけど、ヨガは関節が硬すぎる人間にはつらいんですよね。

まあ、それはさておき。
なんで読書記録を始めることにしたかというと、
タイトルの通りです。

読書メーターやツイッターもやったことがあるんです。あるんですけど。
読書メーターは真面目な感想しか書けない。読書好きのためのSNSで、オタク要素ほぼ無い。
じゃあツイッターは…?と。オタク大体ツイッター上に生息してますもんね。
わたしも一時期ツイ廃で、同好の士と繋がったりしてた。してたよ。腐の同士様とTLで感想合戦とか考察合戦を繰り広げてたよ。
けど、作品や推しCPに対する熱が尋常じゃない期間、アドレナリン出まくってる期間はいいんだけど!
やっぱりその熱が冷めてきたら辛い。
特にTLが考察合戦、ジャンル関連書籍のレビュー合戦になっている場合、自分もその流れについていかなきゃ、このジャンルでの人権失う!という強迫観念があったり。
一時期歴史系ジャンルにいた時があって、自分の中で熱かったときは努力してついていこうとしてたけどね…割と冷めてきた今はトラウマレベルになってる。マイペースにやれればいいんですけど、自己肯定感どん底のわたしは、そうすることで他人の反応を得たくて必死でした。
あと、ツイッターは人によって日常やら仕事の話したりだけど、わたしはそういうの見たくない派というか、他人の何気ない日常ツイートと自分の日常を比べてしまって、ひたすら自己嫌悪に陥るタイプ。
ツイッター開くたびに憂鬱が襲っていたのにツイッターやめられなかった中毒な自分。バカだなぁと思いつつ仕方ないよなぁと諦めもある。交流は楽しい面も多かったわけだし、フォロワーさんには良くしてもらってたし。わたしのひがみ根性がいけないと分かってはいる。
あと、作者と作品は切り分けて考えたい派だったり…ネット上での交流、結局向いてないな…
と思ってツイッターも放置してるけど、やっぱり読んだ本とかの話したいんですよね。わたしは元々とある漫画の二次創作をしてて、その関連の話題のためにツイッターやってたけど、関係ない本の感想なんかの話したいし。だいたい日常ではハマってる作品に関係ない本ばっかり読んでて、でもツイッターでその話するのは遠慮がある。
だからそういう場が欲しかったんですよね…。まあツイッターはすでに放置しているんですけど。
というわけで(?)ここでは好きなように感想を書きたいと思います。あくまで個人的な感想なので、すごく偏っています。