でも車だったら移動は平気なので、平安神宮のまだ北の方、黒谷の真如堂に行って来ました。
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明智光秀の家臣斉藤利三と絵師海北友松のお墓があると聞いたので、お参りしたくていきました。
2人のお墓は、真如堂境内の広い墓地に二人並んで建っていました。
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なぜ二人並んでいるかと言うと、絵師の海北友松と明地光秀の家老斉藤利三は大親友だったので、本能寺無謀の後、三条河原で処刑された斉藤利三の首を海北友松が密かに盗み出し、真如堂に埋葬したそうです。
海北友松は、自分も死後は隣に埋葬して欲しいと遺言を残したので、二人仲良く並んでいるということだそうです。
そんないきさつを知っている私たちのような歴女?歴オタク?たちがお参りに来るようで、矢印で場所を案内してありました。
迷子になりそうなくらい広い墓地ですが、案内板のお蔭で見つけられました。
どうぞ安らかにおねむり下さい。
お参りもできて、第一目的は果たしましたが、ついでなんで有料拝観ルートも見てみます。
広い寺院の中はたくさんの襖絵と庭園があります。
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すばらしい~って思って感心しながら一回りしたころ、「涅槃の石はみられましたか?」とお寺の方が言われたので、「庭にあった石?」ってわかってない顔をすると、その方が庭園まで案内してくださいました。
な~るほど、お釈迦様の涅槃の姿です。
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さっきも見たけれど、石が並んでいる~って思っただけで、お釈迦様の姿だとは思いませんでした。
再び、庭をゆっくり鑑賞します。
ここは三井家の菩提寺だそうで、三井家の法事が行なわれる仏堂があります。
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2010年に重森千青氏という庭園師によって作られた「随縁の庭」で、四つ目の三井家の家紋をモチーフにデザインされているそうです。
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ほんとだ~、さすが三井家。
今日は雨だし、紅葉季節の前なので、参拝者は私達とあと一人しかいません。
静かな京都の寺院って感じでとても落ち着きます。
こんな暇な時なので、お寺の方に案内してもらえたので、とてもお得で拝観料以上です。
ここは観光バスも止まれないので、団体ツアールートからは離れています。
境内には青々をした紅葉がいっぱいあって、すべてが赤く染まるころには、素晴らしい景色になるでしょうね~。
お寺の方も、ここは紅葉狩りの穴場ですよっておっしゃっていました。
こんな穴場に今年はぜひ訪れてみたいです。