2013年夏開始アニメがだいたい終わりました。
以下につらつらと感想です。
今回全部見られたのは1本でした。
・銀の匙
漫画が原作で、自分の進む道を見失った男の子が主役です。
主役は進められるままに農業高校に入り、
そこで考えもしなかったことにつぎつぎとぶつかりながら、
いろいろなことを学んでいくというお話です。
漫画とだいたい同じ進みでしたが、
アニメは一話の進み具合がはやかったような気がしました。
アニメと声がつくことで、多少印象が変わってしまった
シーンなどもあり、個人的には原作のほうが好きでしたが、
意外とおもしろく見られました。
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以下は途中で断念したものです。
・Free
男子高校生たちが水泳部を作って競泳をしたり、
自分の泳ぐ目的を見つけたりする話です。
性格や態度がありがちな男子高校生たちが
いろいろするさまはなんだかホモっぽくてあざといです。
主役側と相手側のどちらにも、
気持ち悪い感じの男の子が出てきます。
相手側の男の子の歯はサメのようで気持ち悪いです。
人間とは違うみために何か意味があるのかと思いましたが
まったくなかったようです。
だいたいにおいてつまらなくはなく、
とりたてていやというほどでもなかったのですが、
最終話の言い争いあたりですごくいやになったので止めてしまいました。
全体としてはおもしろいともおもしろくないとも言えない感じでした。
・私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
人の輪に入りにくい女の子が、いろいろ妄想して暴走しては
失敗するようなお話のようです。
恥ずかしくて痛々しくて、見ていられない感じでした。
そもそもいろいろ設定がおかしいような気がします。
主役の子は目の周りに寝不足のようなくまがあるだけで、
作りも声も普通にかわいい女の子です。
そんな子が、周りに声をかけづらくて一人でいたとしても、
周りが声をかけてくるはずです。
クラスメイトや周りの人たちは、出てくる限り毒のない人ばかりです。
なのになぜ、主役に声をかけたり気にしたりしないのかが
まったく理解できません。
逆に、クラスメイトたちが攻撃性のある人間で、
主役のそういう態度を嫌い、
嫌って虐げているという状況なら理解できるのですが、
「周りはいい人ばかり」なのに「一人でいる口下手で引っ込み思案な
かわいい主役を放っている」という状況が理解できませんでした。
もし、そうなる状況やエピソードがあるのだったら、
最初で出して欲しかったところです。
あとは、その状況でタイトルの
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』というのにも
つながらない気がします。
たしかに主役は見た目はかわいいので、
それでももてないならお前ら(周り)が悪いと言ってしまっても
いいかもしれません。
でも、前述のとおり、周りは基本的にいい人です。
一人でいる主役を見ても、
「あの人いっつもひとりでいるよねー」とか
「なんで学校来てるんだろうね」とか
聞こえよがしに言ってくることはありません。
無視してるようでもなく、普通に周りと会話しています。
そんな中で一人でいる主役は、ただ話しかけられないだけで
周りの男子からは普通に『かわいい』と思われ、
もてている可能性があります。
普通、ある人を好きな相手が複数いたとして、
高校生男子がそれを周りにわかるようにおおっぴらに
態度に出すことなんてそうないのではないかと思います。
そう考えると、もてているかもてていないかをわからずに
『モテない』と思い込んでいるその思考が悪いわけで、
もし周りの男子が主役に好意をもってそれを隠していたとしても、
その男の子たちの行動はしかたのないもので、悪いことではないでしょう。
という感じで、
タイトルも内容も状況も、よくわからないアニメです。
2話の途中で断念でした。
・たまゆら もあ あぐれっしぶ
写真を好きな女の子が日常を送りながら
その女の子が好きな周りの女の子たちと
写真を撮ったり会話したりしていく話と思われます。
主役の口癖や周りの子の行動や性格が、
なんだか見ていて疲れるレベルなので。
1話途中で断念せざるを得ないので。
・きんいろモザイク
女の子たちが学園生活を送りながら
間に微妙なギャグを挟んでいくような、
おそらく日常系のアニメです。
何がしたいかよくわからず、
見ていてすごくだるくてつらくなりました。
15分くらいで断念です。
・神さまのいない日曜日
おそらくありがちなラノベタイプのアニメになる気がしました。
冒頭の説明で、
人間の魂があの世に入りきらなくなったので人は死ななくなった~~
うんぬんと言っているあたりで
わたしの中の宗教観との違いがありすぎて気持ち悪くなり、消しました。
冒頭で断念しました。
・ダンガンロンパ
舞台は現実っぽい場所で、主役たちは高校生で、学校に閉じ込められます。
出たければこっそり誰かを殺し、
殺したことをばれないようにしろと言われます。
主役は殺したくない派で、殺さないようにします。
……という感じで、話はどうなるのかわかりませんが、
見ていて胸糞悪くなるアニメでした。
まず、舞台設定がよくわかりません。
もし現実のルールに基づいているのだとしたら、
殺して学校の外に出られたとしても、そこで殺人として捕まるでしょう。
捕まらないとしても、まともな人間であれば人を殺したという
罪の意識が自分の人間性を殺します。
たとえば、『戦火の勇気』という映画があります。
それの登場人物たちは、自分の命かわいさに、
たしか暴動が起こったときにリーダーを見捨てて逃げます。
そして逃げてリーダーが殺されたあと、
罪の意識にさいなまれてほとんどが自殺していくのです。
そのように、人を殺した時点で、まともな人間なら実は自分も殺しています。
他人を殺して外に出たところで、何一つ救われないのです。
もしくは、『運命のボタン』という映画があります。
そのボタンを押すとものすごい大金が入りますが、見知らぬ誰かが死にます。
人は悩みますが、結局そのボタンを押します。
押したことでお金は手に入れますが、
後出しルールを押し付けられて、親しい人を殺されます。
実はそのボタンを配っていたのは神様の手下のような存在で、
人間を試していたのです。
『不当利得を手にするために他人を殺すなら、
罪を犯さずにそのままでいればいいじゃん』というようなことをつぶやかれます。
このアニメも、実は神のようなものが与えた舞台で、
自分が助かるために他人を殺したらそのことによって
後に神的なものに裁かれる、というオチがあるかもしれません。
以上のどちらにしても、登場人物に救いはないのです。
どういう設定で、どういうオチにもっていくのかは
多少興味がありますが、実際は状況や台詞回しが
いちいちいらつくので2話の頭で消しました。
不愉快なアニメです。
・ローゼンメイデン(新)
漫画が原作のアニメで、内気な大学生が
過去の中学生の自分と手を組んで、
生きる人形のしもべとなって人形格闘大会で一位になろうとする話
……になるかと思われます。
漫画原作は途中まで読みましたが、終わりは知りません。
かつてもアニメ化しましたが、話は別物のようです。
2話目までは大学生側を主役として、
周りの悪意にさらされるのがうっとうしくて
見ていていらいらしました。
3話目あたりでつらくなってやめました。
・恋愛ラボ
恋愛経験もない女の子が見栄を張ったせいで
恋愛の達人ぶることになり、
そのせいで起こるちょっとした騒動を描いていくアニメかと思います。
絵がかわいくて好きな感じだったのですが、
話は痛々しくて恥ずかしいです。
準主役級の女の子が、他人には見られたくない秘密、というのを
主役に目撃されるまではよしとして、
それにも懲りずに人に見られる状況下でも
まったく気にしていない行動にいらっとしました。
その後出てきた嫌味なキャラにさらにうんざりしたので
2話か3話あたりで見るのを断念しました。
・有頂天家族
天狗と狸と人間がどうにかする話、でしょうか。
内容がどうなるかはまったくわかりません。
でも多少狙いすぎというか、
あざといというかの感じが鼻につきます。
その後見ていたら、嫌味なキャラに絡まれて
くだらないいさかいがぼちぼちと起こるようになりました。
嫌味なキャラのしゃべりや行動などが
見ていてとてもいらついたのでやめました。
2話か3話あたりで見るのを断念しました。
・フリージング
AIKA、キディグレイド的な衣装でなにやら謎生命体と戦う話のようです。
ありがちなもったいぶった感じと、重大なことが起こっている感じが
わざとらしくて見ていて面倒になりました。
2話頭で断念です。
・プリズマイリヤ
Fateのキャラだけを使い、魔法少女モノをやることにしたアニメ。
プリティーサミーとなのはとカードキャプターさくらを
適当に混ぜて水で薄めたような感じです。
おもしろそうな感じに思えず、見ていて疲れたので
1話途中であきらめました。
・サーバント×サービス
公務員がなにやらするギャグアニメのようです。
とても苦手な感じがしたので即座に消しました。
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最近、苦手な感じのアニメにあたってしまってがっかりです。