直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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ちょこれいつロゴ

2011年02月04日 | イラスト(他・趣味)


サイトのトップページを考えていたら、
どうもロゴがあったほうが格好がつくと思えてきました。

ロゴ。
今までは適当に文字を置いていただけでしたが、
改めて考えると、ロゴとはなんでしょうか。

ということで、ロゴについて調べることから開始しました。
それまでのわたしの考えだと、ロゴはレタリングの
一種だと思っていました。
たとえば、のと鉄道のロゴマークのように、
のぺっとした文字を組み合わせるといったような。
つまり、文字→レタリングフィルタ→ロゴ というような図式です。

でも調べていくと、必ずしもそうではないことがわかりました。
たとえば、ハケではいたような線を二本かさね、
その横にゴシックで『お箸博物館』と書いても、
それは全体としてロゴになるのです。

どういうものかと簡単に考えるなら、文字でも絵でも、
文字と絵の組み合わせでもよいのがロゴで、
たとえばエンブレムやワッペンなどにしたときに
見栄えがよいデザインである、と考えるのが楽かもしれません。

昔、イメージキャラクターについて調べて、考えたときも
非常に苦労しましたが、ロゴはそれの抽象化版という感じで、
イメージキャラクターよりも一層厳しいものでした。
なぜなら、イメージキャラクターにはまず、
『キャラクターである』という制限がかかるからです。

つまり、キャラクターである以上、行き着くところは絵です。
キャラクターには想像上の生き物っぽいものの擬人化、
生き物、人間、非生物、程度の種類はありますが、結局、絵です。
でも、ロゴマークには最初の縛りがありません。
適当にたとえるならこんな感じです。

「君はいま食べた食事がおいしかったことを
端的に、かつ麗しくあらわさなくてはいけない。
ただし、その手段として声、文字、歌、絵、なにを用いてもよい」

せめて絵なら絵と決めてくれれば絞りやすくもなるのですが、
何をどうしたらロゴになるのかと概念がつかめない状態ものを
考えるというのはとにかく途方にくれました。

……というのはさておいて、一応完成させたロゴが、これです。
1色刷り用外枠なし、1色刷り用外枠あり、3色刷り用の
3パターンほど作ってみたうちの、1色刷り用外枠なし版です。

◆◆画像11-02-04◆◆



イメージキャラのときでもそうでしたが、
まず第一に意識するべきは、元になる名前に込められた意味です。
人の名前のように、会社の名前などには、
たとえそれがうそだろうと、一応意味があってつけられます。

でも、『直列☆ちょこれいつ』に意味なんてありません。
世の中に普通に存在する単語二つをくっつけて、
特殊なものにしてみようという発想からはじまり、
『ちょくれつ』と『ちょこれいつ』は発音が似ているし、
チョコはお菓子で甘いものだからちょうどいいやと考えて、
それにばかばかしさのアクセントを一つまみで
真ん中に星を入れてみただけです。
いまさら書きながら気づきましたが、真ん中の星は
星じゃなくて金平糖ということにしておけばよかったです。

名前にどんなイメージがあるか、とまず考え、
そこですぐに行き詰まりました。
直列だから電気的? チョコだからチョコ的?
いろいろ考えてもよくわかりません。

レタリングならまだわかりそうなので
文字方面で行こうとは思うのですが、それはそれで大変です。
『直列』が漢字で、『ちょこれいつ』がひらがな。
それはまだいいとしても、真ん中の『☆』は絵です。

『直列』はタテとヨコの直線成分が主で、
『ちょこれいつ』は曲線成分ばかり。
せめて『チョコレイツ』とカタカナなら、直線+曲線で
漢字との親和性もあがったのですが、
漢字とひらがなを混ぜたかつての自分を恨みたくなってきました。
加えて、『☆』。絵です。

さらに、『ちょこれいつ』だけで考えると、
『ちょこいつ』は横幅が大体そろっているのですが、
『れ』だけ横幅が広いことを思い知らされました。
『わ』ならともかく、しっぽがある『れ』は
全体の中に入れるとすごくバランスが悪くなるのです。
たぶん、『ね』とか『ぬ』とかは
もっと難しくなるはずなので、なくてよかったですけど。

とりあえず方向性としてがんばったのは、
チョコっぽさ、夜っぽさ、微妙な古臭さです。

四角いブロックは四角チョコ、横線はチョコをかき混ぜているときの波、
波から出た上の部分は夜のビルっぽい感じをイメージしました。
もっとポップっぽく、おちゃめっぽくなると
最初の方では思っていたので、なんとなく納得がいかない感じは
残っていますけど、これはこれで気に入ったので終了にすることにします。
まだまだ『ロゴ』というものについては勉強する必要があるようです。

新しい挑戦はいつでも大変です。
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