ごはん

くっちゃねくっちゃねしていた割には、
入院で5キロ近くやせました。
その後ともだちと話していたら、
友達の中で一番軽いのはわたしだという
輝かしい事実が判明。
そのままキープしつづけようとしていたのですが……。

基本、わたしはどうでもいいことには
あまりこだわりません。
服も飾るよりは実用のために着て、
睡眠も寝たいから寝るのではなく、
起きていられないからとります。
ごはんも喜び勇んで食べるのではなく、
食べるために食べます。

高校あたりからお昼はブロック栄養食と
缶コーヒーを長年にわたりつづけてきて、
それを知る人は飽きないのかと聞いてきたりもしましたが、
食べ物はおなかを満たすためのものなので
それ以上のものを求める気にはならなかっただけなのです。

ですが。最近ごはんが異様においしいです。

（たらこ）＋（ごはん）＝最高

という式とは別の次元で、たらこもないのに
ごはんとその他の食事がおいしくて、ある意味困ります。

いままでは朝と昼だけ食べたら、
夜はごはんも水分も摂らなくても
ぜんぜん困らなかったのに、
今はへたにおなかが減って、しかもおいしいので
微妙に食べ過ぎてしまいます。
気づいたら体重は2キロ近く戻ってきました。

「ごはんがおいしく食べられるのはいいことなんだ」
と誰かが言っていたような言葉をそっと口にしつつ、
もうすこし控えめにしようと心にきめるわたしです。

むしゃり。