直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

考古学者の適当

2015年09月24日 | ちょこのひとかけ


ここのところ、これまでの人生になかったほど、
古い文章を読みこんでいます。

昔はまったく意味がわからなかった歴史や文化、
風俗などがひとつにまとまっていくのが
案外面白く思います。

でも、そこで、今までまったく気にもとめていなかったことに気づきました。

 「古い文書や、古代の歴史における何かの名前の読みは、
  まったく根拠がない」

ということに。


古い文書だと漢字でしか書いてなくて読みがわからないのに、
今の本ではそこに読み仮名が振ってあります。
でもそれは、だれがつけたものでしょうか?
なぜ、その読みがその読みだとできるのでしょうか?

というところを調べてみましたが、
まったく見つけられませんでした。

わたしが見ただけでも、現在読まれている読み方と、
おそらく当時読まれていた読み方が違うだろうというのが
二個ありました。もしくは意味か。

自分で論文を書いてみて、論の根拠がわからないと危ないと
わかるようになりましたが、名前の読みも、
誰がそれを言い出して、どうしてそれが定着しているかを
考えなければかなり危ないのだと今回気づきました。

作為あってのことなのか、無作為なのかわかりませんが、
昔の文章はものすごくうさんくさいです。
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