南部吟遊詩人の写真館2

盛岡はめっきり涼しくなりました。先週までエアコンで冷房かけていたのに、朝晩は暖房が欲しくなります…(*´Д`)

大潟村(八郎潟)ってどんなところなんですか?

2024年09月12日 01時50分34秒 | 様々なる意匠(雑感・詩?)

八郎潟へ向かう秋田はこんなところです。

……秋田ってけっこう平地が多いですよね。山が多く、盆地の小さい岩手とはえらい違いです。

民家(街)が近くにあっても、こんな景色が広がります。う~~~ん、米どころ!!!(*´Д`)

遥か北には山地が見えます。方角的に白神山地です。この平野の先に壁のようにそびえているのですね。

さらに近づきました。目の前の山は男鹿半島です。大潟村の周囲は川(?)が多いので橋が沢山かかっています。

▲さあ、川(?)を渡りました。ここから手前が「大潟村」です。

この橋は大潟村の境になっている川というか運河というか水路にかかっています。

だから、流れが一切ないんですよ。ただの水たまりなんです。

不思議な感じですよね。

そしてこっちから「大潟村」。標識のすぐ近くに駐車場があります。

▲そこにかかっている看板です。「大潟村」が紹介されています。

1985年ごろ、わりと最近に作られたもののようです。大地震があったんですね。昔過ぎて覚えてないや…。

そのころは関東にいたし…。

▲八郎潟の歴史が紹介されています。地質学的にここまでわかっているんですね。潟としてはかなり大規模のものですね。

それを1957年から20年のうちに干拓したって…高度経済成長期パネエ。(*´Д`)

しかし、そのあと1969年から減反政策なんだよな…。「コメ余り」とか言って。

おかげで令和の今は

「コメ不足」だよ!!!( ゚Д゚)!!!

私は農家ではありませんが、農業にこそ、食料生産にこそ国の未来があると思います。

そんなわけで、「農業の未来」があるというこの「八郎潟」って一度見てみたかったんですよね。

(別にお役所的な「視察」の目的ではない。)

▲つーか…ほとんどが田んぼ。住宅とか商店、役場は一か所に集められている感じですか???

いわゆる「コンパクトシティ」の発想なんすかね。う~~ん、合理的。やるな秋田県。いさぎよい区割りだ。

ともあれ、進んでみましょう。

道の両側に何か…たくさんの…

花が咲いている!!これは!向日葵だ!!!

いいですね~~(*´▽`*)夏って感じですね~~。この日、35度近くあったんすけどね!!!( ゚Д゚)

最近の暑さは本当に異常ですよ…( ;∀;)

 

さあ、最初の目的地である「大潟富士」に来ました。

ん??ナニコレ??公園の山???

いや、日本一低い山、「大潟富士」です。  って、「山」なの、コレ???

説明板ありますね。

高さ4m未満。そして標高0m…。ネタじゃん、完全に。(*´▽`*)

折角ですから、登ってみましょう。

なんだか、測量点らしきものもありますよ。

眺望は…最高ですね。標高0mとは思えない景色です。

なにせ、見渡す限りが平野ですからね。

でも、やっぱり、周りの木の方が高いな……。

ともあれ、面白いスポットです。個人的にはすごく気に入りました。(*´▽`*)

 

▲道の駅に来ました。ここは博物館も併設されていますが、残念ながら到着が夕方で閉館してしまっていました。

この道の駅あたりが居住エリアというか、役場も商店もあるアリアのようです。

さっきも見ましたが、西側の一角に居住エリアが集中しています。

こんな感じなんですね。人口はネットで調べると3000人ほどなんだそうです。

まあ、これだけのエリアに過密といえば過密かもしれません。

 

さて、大潟村を出てみましたが、周囲にも田んぼが広がっています。

夏の雲ですね、すっかり。

積乱雲が今にも雷を呼び起こしそうです。

これだけの平野と土地がありながら、潟を干拓して農地を広げて…そして減反する…。

人間のやることは訳がわかりません。

遠くに風車が見えてきました。

秋田でも風力発電はあるようです。あの風車も周辺では騒音とか住環境的にはあまりよくないみたいですよね。

クリーンエネルギーはおおいに結構なのですが、難しいですね。

 

そろそろ、日が暮れます。

せっかく西側に来たのです。日本海の夕日を探しましょう。

さっきまで快晴だったのに、雲が出てきてしまいました。夕日は見えるでしょうか。

……海は、いいですねえ。

でも、太陽が雲に隠れています。

もう少ししたら、出てくるかも。

 

あ、ちょうど見られました。よかった。

海なし県に生まれたもので、こういう夕日を見るのが昔は憧れでした。

もちろん、今でも好きです。やっぱり、自然の美しさって飽きないですよね。

 

陽がすっかり沈みました。

暗くなる前に家に帰りましょう。

 

(おわります)

 

 

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