少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

ラブライブサンシャイン考察~Saint Snow編

2020-11-09 21:05:24 | ラブライブ等

最後のラブライブにおいて優勝したAqoursに対し 

地区予選で敗退してしまったSaint Snow

そして両者にのしかかる3年生卒業という試練

今回は歌の歌詞なども踏まえながら

Saint Snowに焦点を当てて考えていきたい

まずは本編におけるSaint Snowについて振り返る

 

 

だんすなうで有名なSELF CONTROL!!では

 

・敵は弱い自分

・最高だと言われたい

 

と歌い見事9位に輝いた

(あの子たちは納得していなかったけど

ところが最後の大会で歌った(というか転んだ)

DROPOUT!?では

 

・つかんだはずの光は本物じゃない

・出口のない夢の先を探そう

・孤独が今を歪めるなら誰を呼びたいの?

 

と一転して闇に閉ざされてしまう

 

 

これまでラブライブ優勝という目標をかかげ

二人三脚で歩んできたSaint Snow

それがりあさんのミスによって

地区予選敗退という結果になってしまった

そして同時に迫る姉の卒業

本編ではSaint Aqours Snowとしてイベントで歌い

りあさんはSaint Snowをやめて

新しいグループを始めると決意したのだった

 

 

そして迎えた映画である

3年生がいなくなったAqoursのパフォーマンス

それをみて厳しいコメントをするせいら

どうすればいいのかと不安がるルビィ

そんな彼女を見てりあは言った

 

「そんなの、人に聞いたって

 わかるわけないじゃない

 全部自分でやらなきゃ 

 姉さまたちはもう、いないの!」

 

映画の感想でも書いたが

これは自分自身に向けた言葉でもある

姉さまたち、3年生はもういない 

冒頭に述べた通り

これはAqoursとSaint Snowが

乗り越えるべきテーマであった

 

 

もちろんりあさんは

Saint Snowをやめ新しいグループで

違う輝きを見つけると決めていたが

同時に姉の夢を自分が壊したという事実もまた

りあさんの心に重くのしかかっていた

それに気づいたのが同じく姉との

別れを経験するルビィさんだったのだ

 

 

Aqoursにりあさんをいれようという

提案に対してルビィさんは

それは彼女ののぞみではないといった

 

「ルビィ、向こうでお姉ちゃんと一緒に

 歌ってわかったんだ

 お姉ちゃんたちはいなくなるんじゃないって

 同じステージに立っていなくても

 一緒にいるんだって」

 

姉を持つ彼女だからこそ気づいたこと

これをりあさんにも伝えるために

AqoursとSaint Snowの

模擬決勝戦を行うことになったのである

その舞台で選択した曲がBelieve againである

(本当にかっこいい)

 

♪強さを求めたら

 弱さも受け入れてみようよ(my fault!)

 余裕がない心じゃ夢は遠ざかるのかも

 

強さを求めたSELF CONTROL!!

弱さを見せたDROPOUT!?

両者を引き受けた上で

 

♪Believe again

 すべてを抱きしめながら

 Believe again

 また始まるんだ

 

と歌うのである

 

 

新しいスタートとは何なのか

歌唱後せいらさんは妹に言った

 

「今、この瞬間は決して消えません

 Saint Snowは、私とりあのこの想いは

 ずっと残っていく

 ずっとりあの心の中に残っている

 どんなに変わってもそれは変わらず残っている

 だから追いかける必要なんてない

 それが伝えたかったこと」

 

 

新しいスタートは0じゃない

二人の思いは決して消えない

それに気がついたりあさんは

過去のすべてを引き受け

新しい雪の結晶見つけるための

新たな一歩を踏み出したのだった

 

 

♪Ah冒険は終わらないよLet's go


映画ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow感想

2020-11-09 20:08:38 | ラブライブ等

「私たちの過ごした時間のすべてが

 それが輝きだったんだ 

 探していた私たちの輝きだったんだ」

 

 

ちかさんが最終回で気づいたこと

私たちがいかに青春していたか

どれほど輝いていたのか

そしてその時間が終わったとき

私たちはどこへ向かっていくのか

それを描いたのが今回の映画です

 

Over the Rainbow

 

0から1へをスローガンにした彼女たちが

創り上げた虹を乗り越え

その先を目指してリスタートする

でも今までやったことは決して消えなくて

すべて私たちの心の中に残ってる

やっぱりまぶしい彼女たちでした

 

 

そしてなによりりあさんの涙です

 

「姉さまたちはもういないの!」

 

こうAqoursの皆にブチ切れ

そのまま走っていったりあさん

間違いなくそれはAqoursだけでなく

自分にも対する言葉でもありました

一人でもう一度スクールアイドルを

始めなければならない孤独と

姉の想いを引き継がなければならないという責任

押しつぶされそうになりながら必死に前を向く

そんな彼女がただただ切なかったです

 

 

そして姉のせいらさんは苦しむ妹を見て

Aqoursに合流させようとしました

それを止めたのがルビィさん

そんなのはりあちゃんは望んでいないと

しかし実はルビーさんはりあさんと違い

姉より先にアクアに入ったわけで

さらに言えばお友だちもいました

でもりあさんにはそれがない

どう考えてもルビィさんより苦しい境遇なのです

そう考えるとなかなかドSなルビィさんで

それはそれでいいなと思ったり

 

 

というわけで素晴らしい映画でした


ラブライブ!一期 軽めの感想

2020-11-09 08:40:26 | ラブライブ等

自分のことしか見えず

ことりの気持ちに気づけなかったほのか

そんな自分を罰するため

彼女はスクールアイドルをやめると宣言する

でも彼女は気づいていなかった

このμ'sがほのかに支えられて

存在していたということに

そしてそんなほのかにうみは

最低ですと言い放つ

 

ほのかに周りが見えないことなんて

誰よりも知っているうみ

でも自分に嘘をついて

やりたいことを押さえつけたほのかを

彼女は許せなかった

こうしてμ'sはバラバラになってしまう

 

この時たとえほのかがいなくても

スクールアイドルを続けようとした

にこりんぱなの3人が健気だと思いました

りんはともかくはなよとにこは

スクールアイドルは自分の居場所でもあり

辞めると言われても他の選択肢などないのです

 

そして最後、ほのかはうみの想いを聞き

自分の気持ちにやっと正直になる

そしてことりを呼び戻し

(ここはご都合主義)

μ'sは再結成されたのだった

 

 

 

なんというか

プリキュアの主人公にも言えることですが

彼女たちは天性の人を惹きつける力に

無自覚なんですよね

それどころか自分は何もできない

という劣等感にすら苛まれている

それもまた魅力なのですが

だから周りが気づかせなきゃいけない

今回それにあたったのはうみでした

そして自分たちの弱さを知った

μ'sはさらにまた成長するはずです

二期に期待しています