水晶山を通過し主稜線から外れて右へ分岐する山道を下って行きますと
奥秩父の遠い居酒屋「雁坂小屋」へ到着します。
その小屋にはとてもユニークな案内や山の居酒屋が存在しているのを御存じでしょうか。
先ずはここから見る夜景スポット、前橋の夜景が見えるのだそうです。
周辺の地理がな~んも頭に描かれない私、ふ~んこんな所から群馬の前橋夜景が見られるんだと・・・感嘆しきり
でもってそうだな、東伊豆の海岸線から房総半島先端の灯りが見えるぐらいだから距離的には近いんだな。
見えるのは前橋の夜景ばかりでないらしい。
遠く、谷川岳や至仏山、武尊山、赤城山、日光白根山、男体山などの山が見えるらしい。
小屋の方が親切に写真を見せながら説明してくれた。
こちらの覗き切丸太の穴を覗くと雲取山を見ることができる。
こちらは、大きなつぶらのひとみに見えるものは、山肌に出現するハートマークなんだそうですよ。
小屋の入口がこの風景、北側に見える山々の写真が飾られていた。
で、その小屋の南側には
ちょっとした山のグッズやつまみが売られていた。
そう、ここは奥秩父で一番遠い居酒屋「雁坂小屋」
皆さん、お酒をキープしているらしい。
うまそうなウイスキが並んでいる。
静かなこの深山の山小屋で酔っぱらうのもいいな~。
雪が積った小屋風景写真が飾られていた。
雁坂小屋公式ブログはこちらから
で、場面はガラッと美しい紅葉に変わります。
沢音を聞きながら静かに下って行くと
目の前にこんなものがころがっていた。
この軌道を見るまではころがっていた鉄の塊の正体はな~にってな感じだったのですが
正体はトロッコの残骸かなって思った。
軌道はかなり長く続いていたが、沢筋では見ることはなかった。
線路は
続く~よ
どこまでも
再度説明しますと、このトロッコ軌道跡は、三富村と塩山駅を結ぶ三塩軌道と称し、昭和8年~昭和43年まで、主に西沢・東沢一帯の
県有林の木材搬出に活躍していたもので、全長38kmで自然勾配をせび(ブレーキ)だけで塩山駅まで下り、登りは
馬で二台づつ引き上げていたそうですが、時代の流れで全ての軌道は山に飲み込まれる運命のようです。
帰りは馬車に曳かれてか、凄いもんですね。
でもって西沢渓谷に下りてきまして秩父の山旅を終えますが、この看板のクマの顔
よく見ると怖い顔をしているのでとくとご覧あれ。
で、富士の蔵出し味噌千代商店へ寄って行ったのでした。
久し振りの唐味噌野菜ラーメンでしたが、私の味覚に変化が訪れていました。
しょっぱくまた来よう~かってな気持ちが浮かんで・・・した。
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