日本百名山:甲武信ヶ岳 埼玉百山:三宝山
平成28年11月7日(月) 天候:晴 メンバー:単独 所要時間:6時間34分 距離:GPSにて計測=
登った山:甲武信ヶ岳(2475m) 三宝山:埼玉県で一番高い山(2483.5m) 木賊山(2468.8m)
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①破風山避難小屋06:40---②木賊山分岐07:35---③甲武信小屋07:46---④甲武信ヶ岳08:09---⑤三宝山08:44
---④甲武信ヶ岳09:21---⑥木賊山09:54---⑧近丸新道・徳ちゃん新道分岐11:14---⑨雁ヌケ沢渡渉12:11
---⑩西沢渓谷車道12:55---⑪雁みとみ道の駅13:14
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2日目のログ
独り占めの①破風山避難小屋でささやかなつまみで祝宴をあげています。
ストレートのウイスキーをぐぐグイッと飲み込んでいますが何故か目は冴え眠れそうにありません。
風の音にビックとするも・・・シュラフに潜り込んで目を閉じ数時間寝てはの繰り返しをし
なんとか朝を迎えました。
寒いかなと思っていたのですが、羽毛の足グローブ+靴下へ貼るホッカイロの威力で足先がポカポカし寒さは感じませんでした。
以前、南アルプス深南部の生木割山では寒くて眠れない夜を過ごしたことがあったので防寒対策には気を付けるようになりましたが
今朝の小屋の温度計は1℃で氷点下ではありませんでした。
浅い眠りの繰り返しでしたが、短時間の熟睡をしたおかげで目覚めは良かったです。
周囲が朝焼けに染まり始めたころ出発です。
小屋前から見た風景は凄かったです。
朝を迎えた喜びが朝焼けに染まった山肌を力強く登りあがる原動力になって登りあがって行きます。
時間が経つにつれ雲が大きく波打ちだしていきます。
抜ける秋空の下、甲武信ヶ岳と三宝山の山容が見えてきました。
2度目の③甲武信小屋(みな若かった)です。
荒川水源の碑を確認し甲武信ヶ岳目指して登り込んでいきます。
で、④甲武信ヶ岳から見た山々を山座同定しました。
前回登った小川山が真西に大きな裾野を広げて見えています。
遠く南アルプスの主峰が顔を出し
日本一高い富士山が御機嫌よう
北西に見える「男山」「天狗山」「御陵山」「御在山」も良い山ですね。
そんでもって、北に見える三宝山を目指しましょう。
そう、この領域の山も素敵です。
山が笑うよ。
⑤三宝山参上
テント場には最適地の頂きです。
三宝山:一等三角点、基準点名が国師岳2なんですね。
三宝山から見た南側風景
再び④甲武信ヶ岳へ戻り、ついつい富士山を撮ってしまうのです。
木賊山手前から北東方向の山々です。
破風山と道の駅みとみの分岐点を少し過ぎると、南南東方向に広瀬ダム湖が眼下に見えています。
そのダム湖傍にある道の駅みとみへ下って行くのですが、途中石楠花石楠花石楠花の群生地はそれはそれは見事なり。
⑧近丸新道・徳ちゃん新道の分岐点を近丸新道へ進み⑨雁ヌケ沢へやって来ましたが、周辺ご覧のように
紅葉真っ盛りです。
来て良かった~。
沢音も気持ちよく
陽が射しこむ渓谷は色鮮やかで何ともいえませぬ。
このトロッコ軌道跡は、三富村と塩山駅を結ぶ三塩軌道と称し、昭和8年~昭和43年まで、主に西沢・東沢一帯の
県有林の木材搬出に活躍したもので、全長は38kmで、自然勾配をせび(ブレーキ)だけで塩山駅まで下り、登りは
馬で二台づつ引き上げていたそうですが、昭和20年頃からはディーゼル機関車で6~8台を広瀬ダムの対岸にあった
中土場(なかどば)まで運び、そこから奥16kmは、馬に頼っていたそうです。
枕木とレールはかなりの範囲に残っていますが沢筋はほとんどが消滅していました。
尖った鶏冠山の山容、迫力満点でした。
⑩西沢渓谷車道に下って今回の奥秩父の山旅を終了しましょう。
付録(奥秩父の遠い居酒屋&林用軌道)へ続く
西沢渓谷の滝は廻ったことがあり、甲武信ヶ岳は良いなぁと記憶があります。
こちら山歩き、なかなか一歩が踏み出せないこの頃です。
山に泊ることで色々な感動を経験するようになりました。
雲海がその一つで、朝起きて一面が真っ白な雲の上に富士山が浮かんでいる光景は感動します。
また、朝焼けに染まる山肌もその一つです。
先日大人の休日69回目を登って来ましたが、片瀬峠から地蔵堂へ下る沢筋の紅葉もものの見事でした。
また、一緒に山へ行きましょう。
避難小屋はいろいろ泊まりましたが。
どちらかというと、テントの方が気楽です。
お天気が良くいい山行なりましたね^ー^」」
達磨ストーブに火を点したかったのですが残念でした。
私も、たき火がとても好きで何回か暖まったことがありました。
今日は伊豆の天城山にも雪が降ったようです。