登った山:稲又山(2405.3m)青薙山(2583.7m)板取山(2059m)青笹山(2208.9m)青枯山(2160m)三ノ沢山(2107m)
水無峠山(2080m)小河内山(2075.5m)
平成23年4月30日(土)晴のような 単独 所要時間:12時間00分 距離:GPSにて計測=13.6km
高度の上昇994m/高度の下降894m
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1泊幕営地06:00---稲又山08:06---青薙山10:30---青薙崩れ11:27---小笹平12:23---板取山13:05
青笹山14:43 ---青枯山15:08---三ノ沢山16:30---小河内山17:52---2泊幕営地18:00
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電池切れで板取山の先までしかログが取れていません。
不覚にも5時過ぎに起床し、テント撤収し出発したのが6時過ぎになってしまいました。
幕営地から20分程進むと、造林小屋跡の残骸が散乱している平らな場所に出ました。
雪が無くテント設営するにはもってこいの場所でした。
稲又山の北東斜面もご覧のように腐った雪で覆われています。体重をかけないように進みますが
ズボズボと足を取られてしまいます。
それでもなんとか稲又山の頂に到着しました。平凡な山頂で眺望はありません。
聖岳でしょう。
細い尾根は良いのですが、広い尾根は雪でトレースが消えていて苦労します。
雲行きが怪しくなってきました。天気予報では明日は雨なので本日中に山伏峠まで行きたいのですが。
雪が深くその分だけ木々の枝の密集している部分を歩くので枝に塞がれとても歩きにくいです。
山伏方向は、ここで南東方向に変針するのですが、青薙山へ寄るので南西方向に進みます。
青薙山初登頂、アンパンで腹ごしらえをし先程の変針点へ戻ります。
いよいよこのコースで一番難所である「青薙崩れ」を通過します。
進行方向左側(山梨県側)は垂直の奈落底、右側(静岡県側)も落ちたら2、300mは確実に落下してまいそうな、
とても危険なナイフリッジを尻もち微速走行で突破しました。後2、3年もすれば通行不能になりそうな感じです。
それにしても、とてつもなく大きな崩壊地です。
気持ちの良い笹が現われてきました。
小笹平は別世界、笹の中に幾重にも鹿道が通っています。
小池もありました。
何獣でしょうか?鹿?熊?
2115m地点
青笹山の三角点は雪に隠されてしまっています。南南西に変針しますが二重山稜で分かりにくいです。
青笹のガレ
一息入れます。
2107mの三ノ沢山は頂が広く、この「静岡やぶこぎ山岳会」の案内がなければ分かりにくい頂です。
小河内山に来ました。タイムリミットまで10分を切りました。
小河内山を過ぎて次のピークでタイムオーバとなりテントを設営
今晩もカップラーメン+チーズ+43度ウイスキーで乾杯・・・・就寝(シュラフの足側をリュックに
入れて見ましたが、暖かいです。) 熟睡 つづく
しかしMさんの根性にはほんとに感心します。大笹峠から老平までの林道歩きとか私には無理です。Mさんのような根性さえあれば敗退ばかりしなくてすむのにどうして私は…
かじくらさんの「青薙山から小笹平往復」情報を見ていたのでいやな場所を通過しなければならないと覚悟していましたが、山梨県側のスパッと切れた断崖絶壁
静岡県側の2、300mは確実に落下するであろう超ガレ、ビビりまくりで通過しました。
風もあり撤退も考えましたが、振り向くと青薙山の急登もいやだし強行突破でした。
おかげでゴアテックのレインズボンのお尻には無数の引っ掻き穴が空き(尻もち微速走行)泣きたくなりました。
かじくらさんは往復したのだからすごいですよ!あっぱれです。
次回はいつになるか分かりませんが、安部峠から竜爪山の縦走を考えていますが、参考にさせていただいてます。
山伏のダイヤモンド富士も一度見てみたいです。