この公園の反対側にこのマンションがある。20〜30年前に堀ちえみさんが家族と暮らしていた。小学校の授業参観で、一度お見かけしたことがある。地味な黒い服を着られていた。どこにでもいるお母さんだった。壮絶な闘病生活のあと、歌を歌う姿をテレビで拝見した。
大阪市立工芸高校の玄関。これは大阪市の宝物だと思う。時任三郎や小説家の川上未映子がここで学んだ。
子供たちがお世話になった三明保育所。当時は大阪市立だったが、今は社会福祉法人が運営している。とっても小さい園庭だが、園児たちは泥んこ遊び用のパンツを履いて、泥団子作りに夢中だった。
私の長女が里帰り出産をした時、2歳の娘を半年くらい保育所に預かってもらった。企業主導型保育所が、マンションの一室などにでき、短期間でも預かってもらえるようになった。希望する保育園に入れなかった時の受け皿になっている。また母親の病気療養の時など、大変ありがたい。驚いたのは、園庭がなくても「認可保育園」なので補助金も出ていることだ。
ちょっと調べてみた。2001年小泉内閣は保育園の規制緩和をした。近くに公園があれば園庭のない保育園も認定保育園になった。また、市町村か社会福祉法人しか保育園が設置できなかったのが、株式会社が運営できるようになった。規制には、規制する意味があった。小さな子供は泥まみれになって遊ぶことが大事だと思っている。雇用条件の安定した人に世話をしてほしいと思う。でも都会の土地はとんでもなく高い。この規制緩和が多くの子育て中の親を助けていることは事実だ。それでも保育園は営利事業になって欲しくないと思う。
ウォーキングの時は、たいてい英語のPodcastを聴いている。今日は”Culips Everyday English Podcast”という番組を聴いた。2人のネイティブが会話をしていた。この頃、使われなくなった英語”malarkey”という言葉がバイデン大統領のおかげで復活したという話しを聞いた。バイデン候補のキャラクターが「あつまれ動物の森」に登場して、”No Malarkey”「ウソはつかない」と言う。
2人はバイデン大統領は100歳ではないものの、お年寄りなので、この言葉を若い頃、使っていたのだろう、と言っていた。辞書を引くと、“malarkey”「ほら話」と書かれていた。「キレる」は日常語になったが、20年前の高校生は「発狂する」と言っていた。英語でもひどく怒ることをmad という。言葉は面白い。