日々是好日

6月13日(日)京都でお茶のお稽古🍵

英語で茶道を説明する講習を受けに、京都に行った。仕事ではなく、生徒なので気楽なはずだが、私にはハードルがあった。単衣の着物がないことと、着付けができないことだった。着物のことはよく知らない。6月は単衣、7月は絽という決まりがあるらしい。単衣の着物がないことに気づき、慌ててネットで注文した。ポリエステル製で洗濯機で洗える。着付けの方は、JR京都駅のすぐそばにある美容院を予約した。いざ、出陣!10時に大阪駅から新快速に乗った。大阪駅は人影がまばら。京都まで座って行けるなんて。


無事、着付けが終わり、軽い昼食をとり、目的地に到着。


1時から講習会が始まった。私は説明役。先生は英語、日本語のバイリンガル。他の4人の生徒は、お茶を立てる人、そのお手伝いをする人、お客2人に分かれる。基本的に”No Japanese”

一応、原稿を作っていったのだが、なかなか思うように英語が出てこない。待合の掛け軸が、予定ではカタツムリの絵のはずだったが、ナス🍆と瓜の絵に変わっていた。瓜って英語でなんて言うんだっけ。冷や汗💦 案内の仕事は融通性が重要だが、頭が働かない。

先生に導かれながら、なんとか最後までたどり着いた。1番の反省点は、茶室に入る前に「一期一会」を説明しなかったこと。今から出会う人、床の間の飾り、お茶道具は、もう二度と出会えない。そういう心の準備があると、お茶室での体験はもっと新鮮なものになるのだろう。

「一期一会」の床の間はこんな感じ。掛け軸の「雲出洞中明」は山にかかっていた雲がなくなると、洞穴の中が明るくなるという意味。すなわち、心配事がなくなり、暗くなっていた心も晴れ渡るということ。これが今日のお茶席のテーマ。このお茶席を体験して、心の雲が晴れるといいですね、と言った。


「一期一会」のお道具。棚は淡々斎好みの飄棚。瓢箪の形をしている。棗はルーマニア製、ブルーの水差しはハワイ製。日本の物でなくても、相応しい物を使うことができる。「見立て」という。茶道は意外とフレキシブル。


茶道の大切な哲学「和敬清寂」を説明するのに、この写真を使った。恥ずかしながら、私の作品。お花は正月のお花。松は常緑なので、「長寿」を象徴すると説明した。


着物を着なれていないうえに、久しぶりのAll English。でも充実した1日だった😉

コメント一覧

naoko216
学生時代、英語合宿をされたんですね。私はあの頃勉強しなかった分、今苦労しています。私の写真は、ブログに登場しないんです。若い頃ならともかく😉👵🏻
クロちゃん
all English なんて学生時代の英語合宿を思いだします
美しい文字やお花、お茶道具の写真と共にあなたのお着物姿も見たかった❣️
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る