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無事、着付けが終わり、軽い昼食をとり、目的地に到着。
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1時から講習会が始まった。私は説明役。先生は英語、日本語のバイリンガル。他の4人の生徒は、お茶を立てる人、そのお手伝いをする人、お客2人に分かれる。基本的に”No Japanese”
一応、原稿を作っていったのだが、なかなか思うように英語が出てこない。待合の掛け軸が、予定ではカタツムリの絵のはずだったが、ナス🍆と瓜の絵に変わっていた。瓜って英語でなんて言うんだっけ。冷や汗💦 案内の仕事は融通性が重要だが、頭が働かない。
先生に導かれながら、なんとか最後までたどり着いた。1番の反省点は、茶室に入る前に「一期一会」を説明しなかったこと。今から出会う人、床の間の飾り、お茶道具は、もう二度と出会えない。そういう心の準備があると、お茶室での体験はもっと新鮮なものになるのだろう。
「一期一会」の床の間はこんな感じ。掛け軸の「雲出洞中明」は山にかかっていた雲がなくなると、洞穴の中が明るくなるという意味。すなわち、心配事がなくなり、暗くなっていた心も晴れ渡るということ。これが今日のお茶席のテーマ。このお茶席を体験して、心の雲が晴れるといいですね、と言った。
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「一期一会」のお道具。棚は淡々斎好みの飄棚。瓢箪の形をしている。棗はルーマニア製、ブルーの水差しはハワイ製。日本の物でなくても、相応しい物を使うことができる。「見立て」という。茶道は意外とフレキシブル。
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茶道の大切な哲学「和敬清寂」を説明するのに、この写真を使った。恥ずかしながら、私の作品。お花は正月のお花。松は常緑なので、「長寿」を象徴すると説明した。
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着物を着なれていないうえに、久しぶりのAll English。でも充実した1日だった😉