日々是好日

7月10日(土)セミの一生

見つけたー! セミの抜け殻。我が家のケヤキにはセミが代々住みついている。毎年、夏になると、地中から出てきて羽化する。


セミはどこに行った? 抜け殻の近くにいた。私の気配で飛んでいってしまった。


もう少しすると、次々にセミが現れてやかましくなる。たった1本の木でも。

2年くらい前、真夏に大阪城に行った。ゲストはデンマーク人のご夫妻と12歳くらいの息子さん。セミの鳴き声がやかましくて、私の声がかき消されるほどだった。セミが鳴いている、というと息子さんが大喜び。生まれて初めてセミに遭遇したのだ。寒い国にはセミはいないということに初めて気がついた。セミだけで、これだけ喜んでもらえて、ガイドとしてはラッキー。「セミは7年間、暗い土の中で暮らし、やっと地上に出てきたら7日間で死んでしまいます。少々うるさくても、許してあげてね」と説明した。

ビデオのハードディスクが満杯になりかけている。毎週録画してきた「ブラタモリ」がディスクを使い過ぎている。古いのからせっせと観て、消していくしかない。これは「岡山:昔話『桃太郎』をおさらい」の1シーン。2019年11月30日に放送されたものだった。この頃、よくテレビで見かける磯田道史さんが出演していた。


タモリはこの番組を「食レポはしない」という条件で引き受けたそうだ。地元の専門家が出演して、みんなでブラブラ歩きながら、歴史や地質を学んでいく。主役がタモさんなので、「お勉強」という感じがしない。


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