なおみってさ

猫と唄って日々の足跡

見つけた宝物

2014-05-20 22:48:04 | 音楽
今年93歳を迎えられた現役ピアニスト摩耶子さんの記事を読んだ。

1日最低でも4時間。長い日には8時間の練習に励む。


老齢に達したから「到達」ではない。
彼女は探しつつけている。
一枚の譜面の中にある「宝物」。

コンサートとは、その「宝物」をお客様に届ける場なのだそうだ。


ワタシは幼い日から、今に至るまで
ピアノを弾けるようになったらいいな・・と思ったことがない。

関係ないような気がするけど、
車の運転もできるような気がしたことがない。
免許は、取らなきゃこまるかなと思って一応ある。
今は立派なゴールドカードメンバー。

ピアノも車も
うまく弾いたり運転できたりする自分が想像できない。
人には向き不向きがあるんだよね。

少しでも弾かなくなると、鈍ってしまう。
これは何事においてもそうだろう。

90才・・。
亡き父親の介護もされてたという。
ご結婚はされていないようだ。
彼女には、ピアノとは苦楽を共にした伴侶でパートナー。
そのパートナーと、宝物探し。

老いていくのは、姿形。
精神が老いるのでない。

摩耶子さんの、純粋さが溢れ出る笑顔を見ていると
満開の花を眺めているような感覚になる。

今をどう、咲かせるか!
先を憂うより
今ね。










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