野鳥類を愛し、その美しき姿を撮影することに喜びを感じるマニア達・・・・。
彼らは 『BIRDER』 と呼ばれています。
その 『BIRDER』 は、恐ろしいほどの行動力で一般人たちを驚愕させることがあるのです。
日本最大の猛禽 『オオワシ』 が茨城県の涸沼に飛来しているのをネットの情報で知りました。
先日ひと目みたいと思って、軽い気持ちでノア号でフラリと出かけ、
わたくしは とんでもないことに巻き込まれてしまったのです・・・・。
涸沼に到着したnassanですが、オオワシさんは簡単には見付かりません。
既に現場で 『出待ち』 している BIRDER が何人かおりました。
しかしながら、北風がビュービュー吹いていたこの日、寒さのあまり耐え切れません。
わたくしは、ほんの10分程度で撮影を諦めてノア号に戻ったのであります。
いつものように小鳥達の撮影でもしようかとノア号を走らせた瞬間・・・・・。
オオワシさんは突然現れたのです。
オオワシさんの姿を追って、BIRDERたちが一斉にクルマであとを追いかけます。
わたくしも、その車列に紛れてオオワシさんを追いかけたのです。
BIRDERたちのクルマは幹線道路から農道に入り込み、わたくしのノア号も続きます・・・・。
ところが この農道、行き止まりになってました。
おまけに後続のBIRDERのクルマが後ろを完全に塞いでしまったのです。
周辺の道路もこの通り、ぞくぞく集まってくるBIRDER達クルマで多い尽くされてしまいました。
オオワシさんを撮影しようと集まったBIRDER達です。
ノア号が脱出できなくなって困っていると、親切な鳥撮りの翁が話しかけてきました。
なんでも、BIRDER達はオオワシさんが飛び立つ瞬間を狙っているので、飛び立つまで動かないそうです。
「まぁ、2~3時間は覚悟しなさいよ~。」 ってさぁ~。
・・・・・・・・・・・およそ3時間。
この場から動けなくなっちゃったノア号とnassanです。
オオワシさんには罪はありませんが・・・・・、
もう懲り懲りであります・・・・。