日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

白鳥との接近遭遇

2006-07-06 23:35:50 | いろ色
先日、仕事で車を使っていたら道端に白い物体を発見。

お?と思うと、なんか動いた。おおお???!!!!

白鳥が道路わきにいる!


思わず車を止めて、ケータイで撮った。

もっと近づきたかったが(相武紗季撮影時の反省から)、一歩ずつ近づくたびに羽を広げるので、「もしかして威嚇?」と思い、ちょっと離れた場所で撮った。



 目的地がすぐそばだったので話を聞いてみると、怪我をして羽を折ったとのこと

 歩くことはできるので、時々海に入っているらしい。


 「保護しないんですか?」と聞くと、過去に同じように怪我をした白鳥を保護したことがあったという。

 1回目は、一晩保護して翌朝動物病院へ連れて行こうと思っていたら、朝には死んでたという。
 2回目は、その反省で速攻で動物病院へ連れて行ったが、動物病院で速攻で死んでしまったという。

 そのときに言われたのが、
 「野生の動物は、ほっとくのが一番」

 結局過去2回の白鳥の死亡はショック死ということらしい。


 んで、今回はほっとくことになったそうな。

 近所の住民や警察や学校などに根回しをして、地域全体で保護しているという。すばらしい!

 近所の子どもたちがあげる餌だけ食べるらしい。なんてすばらしい!
 かろうじて生きながらえているこの白鳥だが、何とか無事回復してまた野生に戻って欲しいものだ。子供たちにとってもいい勉強になっているでしょう。


 別な場所では、昨日コガモが5羽保護されたと話を聞いた。
 本日、朝に5羽とも死んでいたという。これはショック死というより、寒さによる凍死じゃないかという話だった。

 おばちゃんが発見し、かなーり騒いだらしい。ほっとけば親鳥が来たかもしれないのに。


 強いような弱いような野生動物の話。
 野生動物と人間の共存って難しいと言われるが、ちょっとした心遣いで成立するのではと思う。
 かわいそうだから、手を出すべきではない・・、そういう世界があるということですね。

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