日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

グーグル_NHK_検索 

2007-01-21 22:49:20 | いろ色
 本日放送されたNHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」を楽しみにして見た。

 放送の内容は、一応知っていることばかりで新鮮な情報はなかった。グーグル本社内の映像が新鮮だったかな。

 数年前から検索を「ぐぐる」なんて言い方をしていたものだ。自分は2ちゃんねらーではないので記載したことも話したこともないが。

 グーグルの検索精度の高さは定評があった。自分がメインにするのはYahoo!だが、そのYahoo!にしても検索技術のレベルではまだGoogleに追いついていないように思える。

 検索キーワードに連動する広告を載せるのも今ではどこの検索エンジンでもやっている。だがこれを始めたのはGoogleだったはずだ。

 キーワードを検索してつづりを間違えたとき「○○ではありませんか?」というようなメッセージを出すのも最初はGoogleだったと思う。

 どうやっているのかわからないが、Googleはリンク切れもない。

 初めて使ったときに感動をしたのは「Googleアース」。これまた似たようなサービスがYahoo!でも始めているが。


 自分はGoogleの便利さを理解しつつもあまり利用しようとは思ってこなかったが、「検索」に関しては数年前とは比べ物にならないほど利用頻度は増えた。


 日本でアメリカ流の検索サービスが定着するかはわからないが、本腰入れて日本市場に来るというGoogleがあっという間にシェアを伸ばしていくんだろうね。


 一方で、グーグル八分なんてことがまかり通っているなら、所詮、イチ企業のやることだな、とも思える。都合の悪いことは表示しないというのなら。

 世界中の情報を集めたいと言いつつも自分たちに都合のいい情報しか表示させないなら、いつかどこかで破綻するときが来る。ネット検索界の巨人として君臨しても、平等性がないのなら人をずっとつなぎとめるのは難しいと思う。信頼されているから利用されているのであって、その情報が信頼されなくなったら結果はどうなるか。



 新聞やテレビなどのマスコミの情報も信用できない内容が激増している。同じ事件をどこの局も新聞社も一様に報道するが、その陰に隠れた事件は報道しない。
 個人的には、容疑者のいる事件を報道し、迷宮入りしそうな事件は振り向かないという印象だ。
 結果的に冤罪となった事件も、自らの報道姿勢を謝罪した場面は見たことがない。まして、企業などの不正の報道では、スポンサー企業のときは事件すら報道しないことも多いと思う。

 日本のマスコミだけではないと思うが、面白さだけを求め質を省みない内容が結果的に視聴者の倫理観をも狂わせているように思う。

 そしてそれは自らに従わないものを排除している(ように見える)Googleも同様だろう(yahoo!も同じかもしれないが)。

 じゃあ、正しい情報はどこから入手すればいいの?という話になるが、当然私はわからない。だからこそ2ちゃんねるのような個人レベルの書き込み情報に興味が沸くんだろう・・・・、と自己分析してみる。

 mixiに代表されるSNSも「ローカル」という面が注目されるが、自分的には情報の信頼度も欠かせないと思う。

 きわめて個人的意見だがそういう意味で、韓国発の個人参加型オーマイニュースには期待しているんだな。ひとつの事件に対して意見ではなく、関係者によるその後の報告的な内容が一番うれしいんだけど・・・・。
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