日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

陰陽師 最終巻

2005-10-27 00:29:03 | いろ色
岡野玲子さん&夢枕獏さんのコミック「陰陽師」。

最終の13巻が発売されていましたねー。昨日買いました。


陰陽師といえば安倍清明。数年前流行りましたが、コミックは初刊から買っていました。要は流行りに釣られたわけではないと・・・。

初刊のころは自分の頭でも憑いていけましたが、後半になると内容は全くわからん。登場人物の会話で解説されていて、きっと原作よりは判りやすいと思うが、私にとっては「雰囲気を味わう」コミックとなってしまった。
理解している人を尊敬します。



この陰陽師の中では、「名前」を大切に捉えている傾向がある。
最終巻でも、”行い”の意味をなぞらえて名前を授けるというシーンがあるが、
第1巻でこんなくだりがある。



「呪(しゅ)とは名ではないか。」

「目に見えぬものさえ名という呪で縛ることができる。」


例えば、「立場が人を造る」という言葉があるが、僕はこのコミックの中での言葉を同じような意味で捉えた。

-人の名にはそれぞれの意味があり、行いを表している-

親が子の幸せを願ってつけた名は、それそのものが親の「呪」であり、行いという見えぬものを形作っていく。



ああ、わけわからない。



わけわかるところで、「陰陽師」の映画での野村萬斎はすばらしかった。映画そのものの出来はゼンゼンだったが、彼の演技はまさに怪演!そしてなにより式神役、今井絵理子はかわいかった・・・・(これを書きたかっただけだった・・・)。
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2 コメント

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ありがとうございます! (hivi_navi)
2005-10-27 21:13:01
コメントどうもありがとうございます!



野村萬斎さんは、CMで見たような・・・程度の知識でしたが、あの映画で見る目が変わりました。



動きから表情、台詞まで、まさに”妖怪”!



狂言と能の違いもよくわからない私にとって、十分な刺激でした。



人に聞いてみると、「狂言はおもしろい!」と断言!

機会があれば見てみたいものです(ほんとーに機会がないな・・・)
返信する
こんにちは (めぐたん)
2005-10-27 08:58:03
『陰陽師』数年前に映画館で見ましたよ!

野村萬斎も大好きです!

今NHKの教育テレビに子供向けの番組で出てますよね!
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