日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

サブプライムってなに?

2008-09-09 00:24:46 | PC関係
本当の意味でサブプライムのことはよくわからない。

やる夫で学ぶサブプライム問題でようやく一部を理解した限り。
株も投資もやらない私にとって、こういった金融の世界はとてつもなく遠い世界。


宇宙の果てで聖闘士星矢たちの銀河戦争が繰り広げられているような感覚だ。

ペガサス流星拳!!


懐かしいじゃないか・・・・・・。



「ファニー・メイ」「フレディ・マック」への公的資金投入とは、まさに金融の世界での「ペガサス流星県」なのだろう・・。

字、間違えてるのはわざと・・。


最近、こういう世界にとても興味がある。
あくまでも、視点は野次馬だ。

かつての政治は国内と国外を完全に切り分けることができた。
現在のグローバル経済では、国内問題に対処するためにも国外にも目を向けなければならない。

ガソリンや小麦といった物理的な商品ならまだ理解できるが、為替をはじめとした直接目に見えない数字の世界は、恐ろしい世界にしか思えない。

しかし、WTOでの交渉の結果によっては日本の農業は壊滅的な打撃を受けるとも言われている。(YAHOOニュース

とりわけ、前回決裂した交渉前にも、一番打撃を被るのは北海道農業と言われていた。農産物の国内産回帰の傾向が強まっている今、水を差すことになってしまいかねないこの結果によっては、北海道は真の意味でその存在意義を問われかねない、と私は思っている。

すんごくまじめだなあ。今日の私。

農業出身の私にとって、農業生産体系や組織構造の見直し、というより解体は急務と捉えている。でも農業出身や関係者でなければ理解できないと思うんだなあ。崩壊させるためではなくて、存続させるための努力が必要ってことなんだよね。

大都会でラップにくるまれた野菜しか見たことない人にとって、農業は自動車工場と同レベルの話なんだと思うんだよね。彼らはきっと"努力してコスト下げて魅力ある商品作ればいーじゃん"と言うと思うんだよ。

でも農業は工場ではない。工場化した農業はあるけど、全ての農産物を工場化するのは無理な話。

農業によって、一定程度の自然を守り維持し、地域コミュニティが確立され、経済も成り立っている地方が日本にも世界にもまだまだ存在するんだな。

経済の理論を完全に無視はできないけど、完璧な資本主義に基づく競争世界に農業を放り込むと、自給率なんて絶対に維持できなくなってしまう。

おじいちゃんおばあちゃんが存命なうちに自分や家族が食べる分を作ればいい、じゃ困る訳よ。将来にわたってそれを維持できる生産体制・構造にしないと。


私の友人が言っていた。
「結婚する理由は?」と聞いたら「彼女に胃袋を握られたから」。


諸外国に胃袋握られて、日本ってこの先成り立っていけるんだろうか?

そういうことを勉強しようと思っての経済の勉強。自己流だけど。
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