霧ヶ峰自然教室の日々

霧ヶ峰自然教室の活動案内と記録、霧ヶ峰の今をお伝えします。

きずなフォーラムと霧ヶ峰インタープリテーションのこと

2018-02-07 10:17:30 | 日記
2月3日(土) 第3回きずなフォーラムに参加させていただき、霧ヶ峰でのエコツーリズムの事例をみなさんにお伝えしました。



タイトルは「霧ヶ峰インタープリテーション」。霧ヶ峰ならではの考えを持つインタープリテーションといったところでしょうか。

霧ヶ峰インタープリテーションは霧ヶ峰自然環境保全協議会(2007~)がまとめた霧ヶ峰再生のための基本計画(2009)の霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築計画の軸となっているものです。
(※霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築計画を担っているのが霧ヶ峰ビジターセンタ―連絡会)
(※霧ヶ峰ビジターセンター連絡会の構成員は霧ヶ峰自然保護センター、八島ビジターセンター、車山ビジターセンター、それとアドバイザー)
(※霧ヶ峰自然教室は霧ヶ峰ビジターセンター連絡会のアドバイザーが立ち上げた団体)

上の説明を図で表すとこんな感じです。


霧ヶ峰インタープリテーションは「インタープリターとの共感を通して、霧ヶ峰の自然から安らぎや安心感を持って帰ってもらう事」を目標としたご案内(解説活動)です。
日々のプログラムをこの目標を意識して行い、参加者の方に霧ヶ峰を知ってもらい、好きな場所になってもらい、また来たい!もっと知りたい!と思ってもらう事、それが霧ヶ峰の思うエコツーリズムです。(すごく簡単に言うと)
(※霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築計画は検索するとすぐ出てきます)

人の内面というか心の動きというか、そういうところに着目してその辺りを一番大事に思っているところが他と違うところでしょうか。少しイメージしにくいかもしれませんが。

もちろんエコツーリズムの基本的な考え方は押さえています。霧ヶ峰には多様な自然と興味深い歴史があります。それらの資源を活用し、参加者に深く学んでいただくことも大切にしています。
それらを通じて、でも最終的には安らぎとか安心感を持ち帰ってもらいたい。そういう思いで私たちを含む霧ヶ峰のインタープリターは活動をしています。


(パネルディスカッションの様子)

実は他地域の方が集まる場で霧ヶ峰のエコツーリズムについて紹介するのは、私は今回が初めてです。
基本計画がまとまってからこのような場はそんなに多くはなかったのではないでしょうか。

霧ヶ峰のエコツーリズムはそこそこ年数が経ってますが、他地域の人に知ってもらうような活動は霧ヶ峰インタープリター養成講座以外はあまりなく、今回はとても良い経験になりました。
事例報告という事で持ち時間10分程度でしたが、ほんの少しでも霧ヶ峰の活動を発信でき、他地域の人に聞いていただいたことは次につながると思います。



お声がけいただきましてありがとうございました。
えらそうに長々書いてしまいましたが、私は代打の立場でした笑




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