店主の雑記帳
気がついたら、あっという間に周囲は歳末風景に。スーパーにはお正月向けの食材がずらりと並び、…(高~い! ですが)…日々そのスペースを拡大中!
ところが、先日ニュースを見ていたら、「今年はお雑煮はつくらない…友人たちと焼肉パーティーですね」「ああ、おせちはもうネット予約してたのんじゃいました…」「時間かかるし、手間かかるし…面倒くさいんで今年は温泉でお正月を…」…と、ずいぶん日本のお正月風景も変わってきているようです。
みなさんの年末・年明けの予定はいかがでしょうか?
おっと、そのまえにクリスマスがありましたね。
今回もヘタなボケ写真をアップしましたが、キラキラと光るツリーがあちらこちらに。小さな商店の前にも(上側写真)。そして、巨大なツリーの広場には…ツリーを真ん中にして仮設のスケートリンクができていました(下側写真)。
クリスマスまであと数日…。子供たちも冬休みに入れば、このツリーの立つリンクの周りを元気に滑りまわっていることでしょう。
店主の無謀な? ひそかな試み
(googleストリートビューで東海道五十三次)
~7・藤沢宿 編~
(googleストリートビューで東海道五十三次)
~7・藤沢宿 編~
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参考資料は、「東海道中膝栗毛」(中央公論新社 マンガ日本の古典シリーズ)と歌川広重の浮世絵「東海道五十三次之内 藤沢 遊行寺」。
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歌川広重の画像は、下のリンク先よりダウンロードしました。
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戸塚宿を発って早々、ちょんがれ坊主にからまれる弥次さんと喜多さん。からまれたはいいが、一文銭のつもりがうっかり4文銭を渡してしまい地団太踏んで悔しがる。
下のビューの花壇の脇に立つ案内板には「大坂松並木」とあるが、ビューを回転させてみてもそれらしい並木道は見当たらない…? 案内板には、〈この大坂の松並木からは富士の眺めが素晴らしかったので、多くの浮世絵の画題とされた〉とあります(下のビューは、工事前の2018年のものを使用しました)。
下は藤沢宿の入り口にあたる「江戸方見附 」跡あたりの坂の風景。標柱の一段上のほうに見える白い壁の建物は遊行寺。残念なことに、標柱横にある案内解説板は歩道側を向いており、車道側からは見られない。このような解説板や絵などが宿場内のあちらこちらにあるらしいのですが、ビューでは見ることができません😒
藤沢の宿にやって来た弥次さん喜多さんは、この見附あたりにあった茶店でひと休み。
さっそく店のばあさんに団子を注文する。
そこへ、これから江の島の弁天参りに行こうという者が、休んでいる二人に道を聞いてきた。二人は相変わらずきたない口のききようで、あれこれ無駄話をはさみながら…。とうとうあきれさせたあげくに怒らせてしまう始末。
ちょっと寄り道をして、遊行寺橋から江の島道のほうへ曲がってみた…。
下のビューで、リュックを背負って歩く人の後ろに見えるのは江の島弁財天への道標(草刈りなどの手入れがされていないようで、この周辺には案内板や高札跡などもあるはずなのだが…。道標の奥にある柵の向こうが境川になります)。歌川広重の絵では、このあたりに「いちの鳥居」が立っていたはず。
下は「蒔田(まいた)本陣 」跡の前(白いシャッターの閉まっている店の前に案内板が立っています)。案内板には、本陣前を行く当時の大名行列?の絵も描いてあるのですが…。確認してみたいかたは、googleマップの写真等で見てみてください。~googleマップにアップされている写真には著作権等があるので、ここでは紹介できません、あしからず~
2本の『白旗神社』の旗が立つあたりが、上方側への出口「上方見附(京見附)」跡。藤沢宿はここまでが宿場の範囲ということになります(ここでも案内板は歩道側を向いています)。
今回たどったルートは下のとおり
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弥次さんと喜多さんは、今回の「藤沢宿」はあっさりと通り過ぎていっています。茶店でのやりとりで、少々ゴタゴタするくらいです(灰まみれの団子を出され、あれこれ婆さんに悪態をつくシーンがあるくらい…)。
次回「平塚宿」は、年明けからにしたいと思います。なかなか筆が進まず、読んでくださる?皆さんにはご迷惑をかけるかと思いますがご了承くださいませ。
店主の動画探索
たしか…「川崎宿」でも下のような施設を紹介したことがある。宿場や東海道についての詳しい解説もあるし、ストリートビューを見るよりイメージがくっきり頭の中に浮かんでくるのではないだろうか…。やはり、動画の効能は侮れませんね。
「東海道と藤沢宿」藤沢市ふじさわ宿交流館
(あらかじめ絞って…音量にはご注意ください)
(動画は8分34秒あります)
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『藤沢市ふじさわ宿交流館』の詳細は下のリンクより。
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