去る12月4日、長らく闘病生活を送っておりました母が、天に旅立ちました。
パーキンソン病と診断を受けて約5年。昨年の夏より機能回復訓練のため入院しましたが、一旦は退院したものの、再度入院。その後は家に帰ることも出来ずにおりました。
病院内では骨折や、時折発熱を起こしたり危険な状態に陥ることもありましたが、比較的穏やかに過ごせており、このまま母との生活は続いていくと思っておりました。
残念ながら11月18日早朝危篤状態に陥り、意識が戻らぬ状況ではありましたが、2週間以上も頑張ってくれました。
最後に母とお出かけできたのは今年の9月23日、久々に父・姉もそろって訪れた動物園。動物好きな母は楽しそうに子象や猿山、ペリカン等を観ておりました。その後も定期的に外出申請をしてお出かけする予定ではあったのですが、丁度計画していた日の前に発熱を起こしたりと2度ほど延期となってしまい、結局入院してから初めてのお出かけが最後となってしまいました。
その外出の時、自宅周辺も車を回して貰い、今の様子を見せられたのが、正直これから何度でも見せられるとは思いましたが、そのとき廻って貰って良かったと今更感じております。
母にしてあげたかったことは山ほどあり、実現できなかった事もたくさんありました。こればかりはどうにもならないですが、お嫁さんと孫の顔を見せられなかったことが残念でなりません。
お骨となってようやくうちに帰ってこられた母。しばらくは家でゆっくりくつろいで欲しいなと思います。
これで母の介助・介護日記は終了です。これからは恐らく父かな。
色々大変な人生だったと思うけど、私は母の子供として生まれてきて幸せでした。ありがとう。
今日で残念ながら忌引きが終了してしまったので明日から出勤ですが、正直力が入らない…。とはいえ年末ですしね。
それではまたお会いしましょう。新年のご挨拶は控えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
猿山を眺める母 2024年9月23日
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