3月になりました。今年の冬は例年より降雪が60%程度だったと言う記事を見ましたが、確かに現時点では雪が少なかったですねぇ。
最後にもう一度くらい降るのか、それともこのまま解けるのか…。個人的には早く解けてしまった方が良いですけどね。
さて、昨日のお話ですが、代車生活も2ヶ月近く経ち、職場でも社用車だったり、平成の車を運転していると、色々と物足りなさを感じてきまして、久々に'63年式フォルクスワーゲン TYPE1”青空ちゃん”の様子を見に行ってきました。
今回はちょっと話長いですよ~。
現在板金屋さん待ちの状態だそうで…。
正直今回はレストアとか、全塗装とかではないので作業は限定的なのですが、かなり状態は酷い状況です。
ノックスドールも結局は何らかの理由でノックス塗膜の一部が剥がれると、そこから泥や融雪剤が入り込み、徐々に鉄板とノックスの間に入り込んでそこで錆が進行するという、どうしようも無い状況に。
私もタイヤ交換やら何かの作業のついでに見かけたノックスドールの「浮き」は剥がしてみるのですが、その結果が今回の作業に繋がるような腐り発見となったわけですが、車屋さんによると、フェンダーとボディの接合部も、フェンダーを完全に外してしまうと、一緒にノックスも剥がれてしまい、その辺りも錆が有りそうとのことで、そこまでやると切りが無いとのことで今回は手を出さなかったそうです。
本当はそういった所も処理したかったのですけどね…。そうなると確かにレストアになってしまい何百万とか1千万コースになりかねないわけで。
何か良い方法は無いかと聞いてはみたものの、「冬乗らないことです」という話になるわけです。
この数年、以前より増して融雪剤の被害が強くなっていると思います。恐らく蒔いている量が増えていると思われます。
車屋さんとも話をしておりましたが、北海道、少なくとも札幌周辺では融雪剤の影響で車の寿命が非常に短くなってきていると言えそうです。
今の車は材料費の高騰への対処や燃費向上を図るため、強度を保ちつつ昔よりもさらに鉄板を薄くしているのでしょう。
特に軽自動車はその影響が著しく、車屋さんの話では、扱ったある軽自動車は相当酷い状態で車検を通すだけで20万くらいかかったらしいです。
近年の過剰とも思える主要道路への除雪作業の影響で大切な車が被害を受けていると言って良いのではないでしょうか。先日ニュースでは、融雪剤の影響で橋などのインフラの補修した部分が想定していたよりも劣化が進んだという話もありました。
排雪をして道路を広くしてくれるのはありがたいですが、日中-7度等の日ですら、道路が解けているのは異常としか言い様がないです。路面が露出するほど融雪剤蒔いて除雪するのは止めてほしいです。
そんなに大量に融雪剤蒔くくらいなら、昔研究していた路面から得られる温度によってスタッドが伸び縮みするスパイクタイヤや、体に害の出ない材質のスタッドを埋め込んだスパイクタイヤの開発、使用を促進してほしいです。
そっちの方がよっぽど車直すより安上がりです。それとも国か地方自治体が我々の車の修理代を全額負担するか。旧車からたくさん税金取ろうとしてるんだもん、それくらいしてよ。
まぁ、それは無茶な要求ですけど、低公害なスパイクタイヤ案はどうにかしてほしいです。
私はもう、冬に青空ちゃんを運転したくありません。しかし、冬場に車が使えないと食料調達も近所にスーパーが無いので困ります。
もう1台所有するにしても、維持費がかかりすぎです。しかも5年程度で下回りザクザクになっちゃう現状では嫌気がさします。
昔は、本州は湿気が酷くて車には良くないが、北海道はカラッとしていて車には良い環境などと言われたこともありますが、それはもうあり得ませんよ。
それではまたお会いしましょう。
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