僕にとってのアマチュア無線とは

ラジオを作っていて「逆にやれば電波を出せる」と思った。
やってみたくなった。
アマチュア無線を始めた。

同軸ケーブル1/2λの整数倍切り出し(前編)

2022-01-02 21:16:03 | 空中線系

初投稿(ご挨拶を除いて)です。

 

再開にあたって、VHF・UHFのアンテナなら机上で工作できそうなので、144/430MHz帯のアンテナ系から始めてみようと思います。

先ずは同軸ケーブルを1/2λの整数倍で使うために切り出すことにします。

実用するケーブルを切り出す前に、試しに430MHz帯の中間435MHzの1/2λを切り出してみます。

使用する測定器は「nanoVNA」のみです。

 

【1】とりあえず435MHzの(真空中)半波長34.48cm(300÷435÷2)を切り出しました

コネクタの先端まで入れると約36.2cm。

片端を解放している時のインピーダンスを周波数を変化させて測定します。

    

この長さのとき、Rが無限大になる(片端開放なので)周波数は277.2MHz。

短縮率を計算してみます。

短縮率= 0.362 ÷ (300÷277.2÷2) = 0.669

 

【2】次に同軸ケーブルを2cmづつ切り詰め同様に測定します

 2cmカット(288.9MHz)   

 4cmカット(313.3MHz)  

 6cmカット(331.1MHz)  

 8cmカット(350.1MHz)  

10cmカット(373.1MHz)  

12cmカット(399.3MHz)  

14cmカット(430.6MHz)  

ここから2mmづつ2回切り詰めました。

結果(435.4MHz)     (他図と周波数のスケールが違います)

測定環境が悪いので測定精度は低いですが、このように切り出すことができました。

この時の物理長は約23.0cm。

短縮率を計算してみます。

短縮率= 0.230 ÷ (300÷435.4÷2) = 0.668

頭で覚えていることを実際に試してみたら結構楽しいものでした。

次は実用ケーブルを切り出します。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年あけましておめでとう... | トップ | 同軸ケーブル1/2λの整数倍切... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿