こんにちは。
先日クラフトマンのところで、友人たちがシーブルーカルセドニーを購入したので、その挨拶に寄ろうかと思って出かけようと思ったところ、本日は、仕事が休み。木曜日までお休みなので、お歳暮とか組んじゃおうかなと思って玉川高島屋に寄ってスパークした後、彼氏のアトリエに行きました。
「こんにちはぁ。」
「ああ、いらっしゃい、朋。先日、来たよ、シーブルーの人。」
「ああ、良かったね。そのお礼を言おうと思ってさ。」
「しかし、あんた律儀な人だね。まめだよ。」
「まめって言うより、わたしはまた、入荷の石を見に来たんだよ。」
「ホント、買わないくせによく見に来るよなと思うよ。これだけ、石を見りゃ目が肥えるでしょ。」
「うん、肥えた肥えた。その肥えたところで、先日のダイヤと同じ石を買ってピアスにしたい。」
「え?先日のあのモディファイカットのダイヤ?」
「うん。職場を見てきて思うんだけれど、この今しているピアスは、正直顰蹙ものだね。」
「いや、顰蹙と言うより、高さが高い作りをしているんだよね。作り直してあげたいくらい、20年古いよ。」
「うん。その20年古いデザインが、これまた、自分の中で最高なんだよ。ほっとけ。それで、新しいのね。」
「新しいのが欲しいんだ。」
「うん。職場の都合上、パールはOKなんだよ。だけれど、凄まじくダイヤは駄目だね。0.2キャラなら、あまり爪が大きくなければ、できる。」
「そっか。んじゃ、探そうかね。あのダイヤ凄く綺麗だから、綺麗なのを耳につけると、威力あるよ。」
「威力って言うか、おばさんには、迫力満点だと思うんだけれどね。」
「そうだね。ところでさ、朋。こんなの入ったの。(ダイヤを指して)」
「うわー、すげー綺麗。このマーキース凄いね。ちょっと見せて。」
「また、買わないくせに見るんだ。苦笑」
「それが趣味だから。見せて。」
「他にプリンセスカットも仕入れたんだよ。ラウンドばかりじゃないぞって、大人思向かな。」
「なんか、バラエティ溢れてていいねぇ。そもそも、ここの客層って結構年齢高いよね。」
「そうだね。年齢が高いって言うか、客単価が実は高いんだよ。嬉しいことにね。いいお客さんばかりなんだ。」
「そりゃ、あんたの営業センスがうまく言っている証だよ。どれどれ、マーキース・・・・・」
「いいでしょう?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうよ。」
「・・・・・・・・・・・・・」
「え?プリンセスのほうがいい?ひょっとして?」
「いや、惚れた。」
「え?なんだって?」
「いや惚れたよ。あんた、センスいいね。これ、キラッキラ光るじゃないの。」
「そうなんだよ。ダイヤは光ってナンボだからね。」
「うわぁ、これで、この値段。ちょっと高いか。」
「いや、買ってくれるなら、値段引くけれど。朋相手に商売しちゃ駄目でしょう。」
「いや、結構いい商売していると思うよ。」
「これね。何に仕立てる?」
「仕事の都合上、指輪は駄目なんだ。」
「あぁ、指輪禁止なの?」
「いや、指輪は、うっとおしくなるから、外してしまうでしょ。家に帰ってきても、結構はずしてつけないって事が多い。」
「そうなんだ。意外と、手を使うんだね。まあ、あんなお子さんがいたら、そりゃ大変だものね。」
「うん。でも、これ、胸にいいね。自分から見えないのが難点だけれど。」
「あんたは、いっつも、自分から見えるものばかり探すよね。でも、これ、華奢なペンダントって凄く素敵な石よ。」
「うん。これは凄い。後にリフォームして、枠を大きくしても、中石で十分はれるね。」
「いけるいける。0.5キャラあるから。」
「すごーいわー。んで、これ、華奢に仕立てたとして、ネックレスチェーンともどもで合算幾ら?」
「え?仕立てるのに、イメージは俺任せでいいの?」
「うん。奥さんがいいセンスのデザイン引くじゃない?彼女のセンスで間違いなしよ。」
「うち好みで仕立てていいってか。」
「うん。」
「ってことは買うって事?」
「うん。恐らく、こんな値段よね。わたしそれなら、衝動買いできる値段だから。」
「就職祝いって事?」
「うーん。自分に向けてね。ネックレスとピアスで、両方とも自分に向けてのご褒美。」
「そっか、仕事増やしたんだもんね。」
「うん。仕事増やしたし、ついでに言えば、恐らく、0.5キャラ片方の耳のピアスは、職場に向かないし、1キャラのネックレスは、職場に向かない。」
「へえ、意外だね。結構してきていいのかと思ったけれど。」
「職場は仕事に行くところだからね。ファッショナブルであっても、誰も見てくれないよ。」
「そっか。だから、少しサイズが小さいのを作るんだ。」
「そう。これ買ったら、ホント、しばらく、おたくで買わないよ。わかってるよね?」
「うんうん。わかってる。ちゃんといい石入荷して声かけるよ。」
「うまいね。そこら辺が凄く上手だよ。しかも、安くしてくれるし。」
「朋にだけだよ。朋の友人たちにも安くはするけれど。朋は、売れ線を見るのが得意だから。」
「え?まっまさか、また売れ線を見ろと。」
「クリスマス商戦だからね。売れ線を見て欲しいんだよ。」
「売れ線ねぇ。なんか、今買ったマーキース以外に、このプリンセスなんか・・・・。」
ってことで、マーキースカットのダイヤモンドを買いまして、華奢なデザインに仕立てて、華奢なネックレスでつける予定です。華奢なネックレスが切れないことを願うけれど、わたしの今もっているチェーンは、切れないことをメインに選んだら、結構幅が広いのね。それで、なんか凄くいやみなんですよ。
だから、チェーンもあわせて購入で、〆て15万円。
・・・・・・・・・・・クラフトマンってちょっとクレージーなところがあると思う(笑)。
15万を衝動買いできるってところで、驚かれる部分があるけれど、ジュエリーに関しては、わたしの中では、15万円は衝動買いの値段なのだ。ところが、普通のジュエリーに関して、そんなにボツボツ買うわけではない。もう、吟味して吟味して挑むんです。だから、実は、0.2キャラのピアスなんて、ネットで見て、実際に色々な店で見て、それで、決めるわけで、決めるまでに、2ヶ月以上はかかっていたりします。
ネックレスに関しても、結局、この値段になった後で、実はアジャスターのついたネックレスがいいと言ったら、クラフトマンはため息をついて、
「まさか、カードを切ったところで、そういうとは思わなかったよ。負けた。」
と言っていましたが、おそらく、わたしの意識しているチェーンと彼のチェーンは違ったのではないかな。
でも、凄くきらきらしてて、最初は、これを横に倒して指輪でもいいのかと思っていたんですが、実は、これ、横に倒すと、光らないんです。前に、ピンクダイヤを持っていたんですが、ピンクダイヤも向きがあったんです。だから、恐らくこれもそうなんじゃないかな。
いい買い物でした。自身への就職祝い+クリスマスプレゼントと言うことで、もう、あとは、何もいりません。
Ipadも買ったし、職場で支給されているWIFIがあるし、あとは、スマホとかにしないので、これでOkかな。
なんて、最近は、ひとつの電話を、Wilcomにしようかなんて思っていますが、そんなところで、大丈夫です。
いい石は、早めに売れるのだ。すっげー、お高そうな男の人が、「奥さんへのサプライズ」をお探しだったので、プリンセスカットを薦めたかったけれど、わたしが薦めると、洒落にならないので、ぐっとこらえて、アトリエを出てきました(苦笑)。
朋