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狂気の偽装―精神科医の臨床報告―(新潮文庫) |
心に染みたわ。 | |
新潮社 |
こんばんは。
本書によれば、PTSDを名乗って良いのは、戦争神経症から来たものだから、死をも覚悟しなくてはならない状態から、生き返って来た人が、サバイバーズ・ギルトとセットで悩んでよろしいらしい。
んじゃ、医療事故、誤認、過誤の百貨店のわたしは、堂々と名乗れるわけだ。
というより、性暴行は、命に別状がなくても、心に別状が来るけれどな。
で、様々に、昔悩んでカウンセラーから帰る時、落ち込んでいた。自分の認識と他人の認識が違うからだ。自分は、軽いと思っていて、いつも、突き刺さる言葉しか貰えないので、スピリチュアルにも行った。
でも、ヒプノセラピーもそうだけれど、それで、客が安定しているなら良い。反対に、躁状態や、軽躁状態、鬱状態、希死念慮に、繋がる重要過ぎる「誘導」を、
カウンセラーは、簡単に、クライアントに行えるものなのである。
故に、自分では、的確に相手に言うだけ言って、相手が受け入れるまで、突っ撥ねる。見たくないもの、認めてしまいたくないもの、人の心はそんなんでいっぱいだ。そこを切り崩すかどうかは、当人次第だし、相手の精神状態にもよる。
大体の自称カウンセラーは、責を取らないで、夜逃げしたり、名前を変えたり、何年か活動を控えたり、色々する。
でさ、自分は、カウンセラーどころか、医者も、看護婦も嫌でさ。(笑)
だって、重いこと言うじゃない?わたしは病識が欠落状態だから。
でね。自分の状態をひとに言って貰って、そうなのかと、思うより、ひとに、自分が言えないことを言わせたいんだよね。
ひとに決められたあなたより、あなた自身が幸せかどうか。
「辛かったでしょう?」
って言われたら、辛い自分を装おっちゃうでしょう。
目を向けるべきは、未来。そして、gdgdな過去は、いらない。人の期待にそんなに応えなくてもいいの。
セラピーもカウンセリングも、楽になれればいいけれど、諸刃の剣だってことは、念頭に置いて、かかろう。
朋