「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

わたしの母親を巻き込まないで、このクズ

2015年02月23日 19時32分06秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~
老後に破産する人、しない人
昔自営業だった老人の貧困ぶりがよく言われますが、その当時の年金のシステムでは、サラリーマンを優遇したわけではなく、自営業は、最低限払っていただき、その後は、自分で貯蓄してねというシステムだったんだそうです。だから、自転車操業が身についている人たちは、それで老後も同じ価値観で過ごし、貯蓄しておかなかったために、貧困に陥るんでしょうね。
KADOKAWA/中経出版

こんにちは。

 

昨年度、実母が姑にお中元を贈ったところ、お礼の電話が来た中で、姑は実母に、「舅が入院していて、長引いている」ということで、大変実母に哀れな話を作って聞かせたらしく、実母から、慌てて電話が来た。

「朋、これからお見舞いに参りますよ。あなたも行くんですよ。」

ところが、実は、舅がどこに入院しているとか、そもそも、手術をいつしたのかとか、そんなことを主人は把握していなかったのである。なので、マヤった話にうっかり共感してしまった実母は、古い体質の考え方の人間だから、ぜひお見舞いに行かねばと思ったようで、娘家族が何も知らないことにびっくりしてしまった。

そこで、実母は、もう一度姑に連絡を取った。「お見舞いに行く」とのことで、どこの病院か、何階かまで聞こうと思ったらしかったが、慌てたのは、姑だった。まさか、本気で来るとは思わなかったようで、慌てて、モゴモゴと、「容体が思わしくないので」と歯切れ悪い言葉が続くので、娘のわたしにもう一度、どういう状況か確認せよという連絡が入った。

主人がそこで連絡してみると、病院に手術で入って、どうも予後が悪く、CCUにいるらしいとのこと。

「誰も見舞いに来てくれない。」と姑が話したと、実母は言うが、とんでもない。CCUは面会謝絶だ。

 

その後、実母は、即効で見舞金を送り、即効で姑から、お見舞い返しが送られてきた。基本はこれで、騒動が終わったように見える。

 

しかし、舅は、嚥下反応の低下から、中々病院を出れず、その後転院したと風の便りで、主人から聞いた。まぁ、そんなもんかと思いながら、これで話が終わったはずだった。

今度は、入試が終わってしばらくして、実母の元に、「快気祝」という物品が姑より送られてくる。実母は、変だなと考えて、娘に連絡してきた。

 

「お前、快気祝が送られてきましたが、知っているのですか?」

「なにがですか、お母さん。快気祝いって、退院したんですか?」

「CC君は、実の父親が退院したかどうかも知らないのですか?」

 

主人に聞いてみると、そもそも、そんな話を聞いていないとのこと。慌てて、問い合わせてみると、「先週退院した」とのこと。

これは・・・・・・・、また、相も変わらず、実母を騒動に巻き込みたい姑の奸計だろうと考えることになった。

 

前に、わたしが、アメリカで妊娠し、悪阻で具合が悪くなった時、実母は、とにかく、日本に帰国して来いの一点張りで、兄も病院のベッドを空けて待っているとの話だった。わたしは、NYから、2歳の長男を連れて、日本に帰るだけの体力がなく、衰弱しきっていた。

そこで嫌だが、姑に来てくれないかと頼んだことがあった。妊娠は内緒である。ところが、なんか、嫌な気がして、「舅を連れてくるなら来なくてもいい」と、その翌日、日本が朝になった途端に連絡した。すると、舅は、行く気満々であった。

姑と舅は、サンフランシスコでも、勝手な行動を起こし、散々わたし達に絞られた経緯があって、外国での姑たちのフォローまでできる程、今回、わたし達には余裕はない。どころか、つわりで具合が悪いわたしは、男性には家に来てほしくないし、そもそも、NYはサンフランシスコ程広い家ではないので、男性が家にいるのはかえって気分が悪い。なので、即効で断ったら、後ほど、マルチが好きな義妹から、飛行機のチケットを慌てて取ったのにと、愚痴をこぼされた。

その後、姑は、この騒ぎがなんの騒ぎなのか知りたくて、実母を巻き込んで上手に話を誘導した。実母は、その時、娘の妊娠で有頂天になっていたので、その有頂天のまま、うっかり口を滑らしてしまった。

という経緯があり、様々な出来事に対して、情報を遮断すると、うちの実母を巻き込む癖が、姑達にある。

 

前に、近距離で住んでいた際も、必要以上の依存癖が姑にはあり、それでも子育てが堪えたのか、それとも、5000万をうちから借りて、二子玉川のマンションを買う予定が失敗したせいなのか、しばらく静かな場所に引っ越すという話をし、横浜へ引っ越して行った。

ところが、寂しくなったのか、1年半したら、なんだかんだと、問題を起こし、こともあろうに、うちに近いところに引っ越したいと申し出があった。

わたしは、大反対である。なので、うちが世田谷なら、杉並、世田谷、中野、目黒、大田、この区に住むべからずと話をして、できる限り、義弟たち二人が住む場所の近距離に行って貰った。ひとりは、物価が安いところに住んでいるので、いいだろうと思っていたが、どうもそこはそこで、そもそも、大舅の葬儀に来ない嫁さんのいる場所なので、ダメだったようである。

という訳で、結構な金額出して、都内の真ん中に住んでいる。

 

うちの近くを借りる時には、そんな値段の物件に住まなかったが、今回は、真面目に値段を出したようである。うちの近くだったら、「それは安すぎて危ないから、うちが援助するから、もう少しいいところに」とでも声を待っていたんだろうか。夜中に、上の階の天井を突っついてみたり、色々とそれまでのもめ事は、もはや「お察しください」の範疇である。

 

ところで、姑と舅は、わたしが結婚した時は、羽振りが良かった。しかし、きちんと見定めないモノに、どんどんお金をつぎ込み、結局、老後破産に近い形になってきた。大舅と大姑に関して、よく、「早く死ね。」と言っていた舅と、「もう、(介護から)楽になってもいいよね。」と哀れさを乞うた姑は、大姑と大舅を老人ホームに入れることには、一抹の抵抗感もなかった。

大義名分は、嫁のわたしの障害に及ぶ体調不良で、大舅は静かに、「仕方ない」と返答してくれたそうである。

ところが、大義名分を果たさず、遊びほうけていたのは、彼らである。大姑と大舅を介護していた際、わたし達が、介護の辛さを考えて送った支援の事は、既にすっかり忘れていて、「マルチの義妹は、あんなこともしてくれる、こんなこともしてくれる」と話をし、嫁同士を競わせて、自分がそのうま味にありつこうと言う、浅はかな考え方を展開し、わたしから嫌われてしまった。

 

しかし、現在、当人たちは、結局、ある程度の困窮度を極めても、まだ尚且つ、しがみつくように、老人ホームに入ることを拒否し、それで、自分が思ったような生活が送れないと、当たり散らし、最終手段は、うちの実母を巻き込むことという、大変な迷惑な状態を引き起こしている。

わたしも、言いたい。「もう、(あの人たちと関わる一切から)楽になっていいよね。」と。息子に直接言う事はないが、息子はげんなりしている。

 

実母は、アリとキリギリスのようなところがあるので、質実剛健を兄嫁と実践しているが、親戚づきあいは、殊の外、お金を派手に使う。なので、姑が変な奸計を計ると、派手な分、姑には付き合いきれない程のことをやらかすので、できれば、お触り厳禁なひとだと、娘も思う程である。なのに、自分の息子に電話一本もできない姑は、その嫁の母親を巻き込むことで、逆に、息子の足を引っ張ているのを知っているんだろうか。

 

実母は言う。「娘のお前とは、世代が違うから、同じ土俵に立つ真似をしなくてもいいのに、あの人は何を考えているんだろうか。」

わたしは、「同じ女性としてなら、そのわがままさもこういう人なんだと思えるが、なまじ、身内で、義理でも親の立場にいる人がこれでは、やりきれない。」と答える。

 

という訳で、主人は、義弟に電話しても電話も通じなくなったという事で、先日、わたしの兄が歓待してくれて、あれこれ気を配ってくれたのが、心地よかったらしく、なんとなく、決意を固めている風が見て取れた。

老後破産は、老人が弱くてなんとかだけでもない。その老人が、無縁社会になる性質を持っていると、起こりえる仕方ない問題ではないかと、時々そう思うことがある。

せめて、自分は嫌われない年寄りになろうと、先日の実母の姿を見て、そう思う。兄嫁から、凄く大事にされて、いいこった。

 

 

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1 Comments

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Unknown (NHK)
2015-02-24 03:19:42
場当たり的な人は、その場の自分のことしか考えない。良い種も悪い種も、蒔いた種は全部自分のところに戻ってくるのに.。舅様と姑様のことで、朋さんがお心を痛めることがありませんように。時は流れ因果は然るべく巡ると私は思います。
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