こんばんは。
基本的に、努力は少しでデキル分野をやりたいのですが、何せ、スグ、プロ級に到達するとなると、割と当人にとって、興味がなかったりします。
「あなた、これ、得意よね。」
「うーん。まぁ、そうですけれど、うーん。別の人がやれば。」
意外と誰にでもそういう面ってあるんですよ。
家業が、昔、世襲制に近かったのは、身体能力、精神能力的に、無駄な努力なしに結果が出るからです。
でも、まぁ、婚姻で子が生まれると、子の身体能力、精神能力には、双方の親が関与するんですね。だから、特に、ウチの場合だと、瞬発力とか、努力しないで、身体がいつの間にか、鍛えられた系が得意なので、
そう言うモノを、選んで子供に習わせますね。
次男のドラムしかり、長男のテニスしかり、努力がほんの少しで、大きく味を結ぶので、まぁ、困った問題としては、日常の練習が少ないってところですかね。
母親のわたしは、イタズラに、経験だけはあって、修羅場を踏み慣れてるので、どんな場面でも、これは、過去のアレとコレの組み合わせだと見当もつくのですが、今、息子に、挫折感だけ味あわせても仕方がないので、努力せずに花開くことを中心に教えています。
仕事もそりゃ、得意分野だけやりたいのですが、基本的に求められる事は、全く違いまして、まぁ、努力しないと出来ない仕事が多いのですが、問題は、それを努力と思わないことですかね。
例えば、50代間近という事で、物覚えが悪いフリをして、職場で、デキナイ人認定されるのも、ひとつなんですよ。ただ、これが、当人には、大変お気の毒なのですが、
「周りの期待」が読めるんですよね。「努力しない屁理屈を、言う努力はデキナイ」のですわ。
出来ない振りが、出来ないんですよ。これ、相変わらず、エンパスって言う点で自分が苦労する。求められてもスルー出来るものもあるのに、何故それは頑張る?的な所もあります。
まぁ、膨大なインプットとアウトプットも、たまたま、記憶力が人より際立つ位だったから出来た技。
これ、わたしに、クロネコヤマトさんとか、佐川さんとか、郵便局やらせてみてください。即、ポシャります。過去は、部隊の研修で、深夜勤務のコンビニってのもありました。あれも、ポシャりました。
ただ、その分野を活かす仕事に就く迄には、嫌な仕事も苦手な仕事も、ひと通り経験済みである必要があった。ただ、それを、闇雲に金を稼ごうと思った剛腕女が、歯を食いしばってやり遂げての、現状に至ります。
で、子供が巣立った後、やる事ない友人が多いのですが、何時しか、顔を合わせると皆就職してて、ピザ屋、ドーナツ屋、パン屋、喫茶店のキッチンとか、清掃が好きな人は、清掃やってます。
家庭で受け付けてもらえぬこだわりが、金になるのかと、笑って話します。給料日が楽しみだと。
だから、苦痛にならない努力が必要な仕事か、ほんの少しでデキル仕事、適職です。
ちなみに、兄嫁様は、ついに専業主婦を辞め、姪の中学受験の時の事を活かして、採点の仕事(バイト)に入りました。兄も母も姪も居るし、中学受験の際に培った教える技能も捨てがたく。
余さず、得た能力を使うって、好きですわ。
意外と誰にでも、身近にあって、使命とか天命とかいらんのですよ。
朋